第13回アイドル楽曲大賞2024 >> 個人ページ ペロたん

投票者情報


ハンドルネーム:ペロたん


メジャーアイドル楽曲部門


1位 I want tomorrow to come / 櫻坂46 :3pts.
  これはアイドルカルチャーとインターネットミュージックの臨界点に産み落とされた、最期の神聖児である。
ピアノの伴奏をバックにした独白の様なイントロから攻撃的で緊張感に溢れたヴァース&コーラス、そして解放感に包まれたアウトロへと流れていくドラマティックな展開があまりにも鮮烈。
ジャジーなフィーリングやスラップベースを用いた情報量の多いアレンジがボカロ系を思わせる一方、メンバーのエモーショナルな歌声は楽曲に生々しい息遣いを与えている。
病的な強迫観念と向き合いながら日々を生きる若者の心情を切り取った卓抜なリリックは作詞家:秋元康の面目躍如と言ったところか。
孤高の天才・平手友梨奈を失い改名を余儀なくされた櫻坂46が、遂に欅時代に匹敵する表現力を証明するに至った記念碑的作品。
2位 最上級にかわいいの! / 超ときめき♡宣伝部 :2.5pts.
  もはやアイドル界を代表とするメジャーグループへと成長した超ときめき♡宣伝部が満を持して発表した新たな代表曲。
『可愛さ』で言えば他の追随を許さないとき宣が「振られた時の女の子こそ一番かわいい!」というコペルニクス的転回を用いて更なる魅力を表現する事に成功した驚異的スウィートナンバー。
かわいいの中に溺れていく多幸感が味わえます。
3位 おはようの唄 / 伊藤万理華 :2pts.
  自らが主演を務める映画で演じた奔放で自由な女性『チャチャ』のキャラクターを表現した作品主題歌。
ファンタジックなサウンドとカントリー調アレンジの調和が楽しいポップな一曲。
乃木坂メンバー時代の傑作個人PVと地続きの世界観に長年のファンは感動必至。
4位 NIGHT COASTER / ExWHYZ :2pts.
  世界的トラックメーカー・Seihoプロデュースによる本格派ハウストラック。
90sテクノシーンを思わせるストイックでトリッピーなシンセループとマッシブなビートが異次元の没入感を生む非凡なフロアアンセム。
5位 眼差しSniper / WHITE SCORPION :0.5pts.
  IDOL3.0 PROJECTのオーディションで結成された秋元康プロデュースによる新グループのデビュー曲。
坂道系の清廉さとK-POP的なモダニズムを併せ持った優秀かつ新鮮な一曲。

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 シンドローム / きのホ。 :3pts.
  『令和最高のライブ特化型アイドル』との呼び声高いきのホ。が常にセットリストの中心として使用する最強の自信作。
激しくかき鳴らされる煽情的なギターリフとスウィング感の強いディスコビートで現場を熱狂の渦へと叩き込む必殺の爆上げアンセム。
メンバーの熱っぽいパフォーマンスとの相性も抜群で、運動量の多いダンスと絶唱がフロアの温度をどんどん上げていく様は一見の価値あり。
どんなタイミングで披露してもライブのピークタイムを作る事が出来る鉄板にして無敵の絶対的エース楽曲。
2位 でんでらりゅーば! / ばってん少女隊 :2.5pts.
  長崎に古くから伝わる童歌をIDM風に大胆アレンジしたイマジネーション溢れるドラムンベース・ポップ。
神秘的な電子音と複雑なリズムで聴く者を八百万の神懸かり的世界へと誘う幻惑の一曲。
突飛な発想のアレンジながらマニアックな方向に行き過ぎることなく、アイドル的な可愛さも両立出来ているところが素晴らしい。
3位 SPIN / AMEFURASSHI :2pts.
  K-POPやUS POPSの影響を受けた楽曲でスタダ勢としては異色のワールドワイドな魅力を発信しているアメフラッシの勝負曲。
ヒップホップ/R&Bの要素が強いヴォーカルパートからEDM的なドロップへとなだれ込んでいくスリリングなアレンジが興奮を呼ぶ、ハイクオリティなダンスナンバー。
4位 ME AGAIN / situasion :2pts.
  電子音楽に則した独創的な楽曲に定評があるSITUASIONが更なる深みへと挑戦した転機作。
アイドルソングとしてはあまりにもダークでショッキングな劇薬的ハードコアエレクトロ。
5位 トマト / とんでもはっぷん :0.5pts.
  マイナーロコドルにしか再現できないピュアネスと脱力感に溢れた天然記念物的珍曲。
トマト料理で世界を救おう!

アルバム部門


1位 『都スカイハイ』 / きのホ。 :3pts.
  ロッキッシュなテイストはそのままに、より一層ポップでメジャー感を増しサウンドレンジを広げた3rdフルアルバム。
ニューウェーブ風味やポップパンク、果ては昭和歌謡までも飲み込んだバラエティ豊かなスタイルが揃った充実の作品。
今やそれぞれが一アーティストとしての確固たる自覚を感じさせる各メンバーの堂々たる歌唱は、ライブアイドルのレベルを超えたハイクオリティな表現を結実させている。
的確なステップアップと未来の大舞台を予感させるビッグスケールな傑作。
2位 『Finger Runs』 / Finger Runs :2pts.
  AqbiRecが送り出す気鋭のグループによるデビューアルバム。
ビッグビートやデジロックに強く影響を受けた90sフィーリング溢れる硬質なトラック群がたまらなく魅力的。
ファンキーなベースとヴァレアリックなシンセが絡む『Asso』を筆頭に、オルタナ耳に良く馴染む楽曲が揃った洋楽好き必聴の一作。
3位 『インターナショナルプレイガールズ』 / なにぬねるん? :1pts.
  ゆるめるモ!内の同期コンビで結成されたユニットの既発曲をまとめたベスト的コンピアルバム。
ニューウェーブ色の強い楽曲と2人の可愛らしい声が絶妙なゆるカッコ良さを醸し出す良盤。

推し箱部門


きのホ。
  もはやライブシーンでは敵なしの強さを誇っているので、来年はメジャーフィールドにも食い込む程の活躍を期待しています。
演劇公演の第二弾も待望!