アルバム部門
1位 『リビングデッド』 / きのホ。 :4pts.
エモやオルタナティブ、ミクスチャーなどから影響を受けた洋楽ロック的なアレンジセンスと邦楽らしいポップでフックの強いメロディが融合した至極の楽曲が揃う名盤。
前作に比べて圧倒的に成長したメンバーの歌唱力と表現スキルが全編に渡って発揮され、アイドルの作品としては頭抜けた音楽的クオリティが展開されたアルバムに仕上がっている。
現代社会の生きづらさと自分を見失わない為の強固な意志を歌ったパンキッシュな歌詞も非常に魅力的。
ライブで盛り上がりやすい沸き曲と音楽マニアがニヤリと喜ぶ異色曲がバランスよく配置された構成も素晴らしい。
2位 『Camellia』 / RAY :1.5pts.
現行楽曲派アイドルシーンの最先鋭をひた走るRAYが更なる深い音楽性を模索した3rdアルバム。
従来通りのシューゲイザーテイストを中心としつつも、よりバラエティ豊かにサウンドレンジを広げたハイコンテクストな楽曲が並ぶ秀作。
特にdownyの青木ロビンが制作した2曲はプログレッシブな感性が冴えわたる出色の出来。
3位 『王国』 / fishbowl :0.5pts.
地元・静岡をテーマに作られた楽曲を収録したロコドルらしいコンセプトの2ndアルバム。
徹底的にオシャレでファンキーなヤマモトショウの美学が貫かれた高性能ポップス集。
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