第13回アイドル楽曲大賞2024 >> 個人ページ 無敵艦隊

投票者情報


ハンドルネーム:無敵艦隊


メジャーアイドル楽曲部門


1位 星の蜃気楼 / 菊池桃子 :3pts.
  デビュー40周年記念EPのリード曲。10代の頃から長らく菊池桃子のファンなので(年がバレる)これを1位にせざるを得ない。
菊池桃子と言えば、林哲司のメロディーをすぐに想起するわけだが、この曲は作詞・作曲共にホリエアツシ(ストレイテナー)が手がけている。アレンジにもホリエアツシが関わっているが、かなり林哲司っぽい雰囲気が感じられてリスペクトを感じる。
2位 ELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者) / 満島ひかり :2.5pts.
  TM NETWORKのデビュー40周年記念トリビュートアルバムの中の一曲。
カバー曲を入れるのはどうなんだ?と迷ったのだが、満島ひかりがあまりに素晴らしかったので。
8分超のこの曲をまるでオリジナル曲のように歌ってしまう、そのテクニック、表現力共に衝撃的ですらある。満島ひかり、やはり只者ではない!
3位 いいおくり / CYNHN :2pts.
  基本的にCYNHNの楽曲の詞は非常に抽象的なのだが、この曲に関してはかなり「わかる」歌詞だと思う。
緩急の効いたアレンジに詞のフレーズが重なって、エモーショナルな楽曲に仕上がっている。
某フェスでのステージで見た『いいおくり』が、彼女らのパフォーマンスと共に胸に刺さったことを今でも覚えている。
4位 Cosmic Treat / Perfume :1.5pts.
  コンセプトアルバム『ネビュラロマンス 前篇』で中核を成す一曲。曲そのものよりもむしろMVのインパクトが強かったかもしれない。SF映画さながらの世界観が印象的。
5位 生きていたい / PiXMiX :1pts.
  当方、インディーズのアイドル現場を巡っているが、メジャーレーベルのアイドルでは比較的よく拝見したのがPiXMiXだと思う。
真っ直ぐな歌詞がてらいなく歌われてもしっくりくるのがPiXMiXの良さでもある。この曲もまたそんなストレートなメッセージが素直に刺さる一曲。

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 壊せ / タイトル未定 :3pts.
  序盤の鍵盤の独特のタッチと「壊せ」というフレーズが印象的。
サビに向かって走る力強いリズムと、それに負けない4人の歌声が光る。
大サビの ♫光を手にして♪ が出色!
2位 SHUTDOWN→REBOOT / SANDAL TELEPHONE :2.5pts.
  何と言ってもサビの ♫エンドレスループから シャットダウン→リブートしたい♪ のフレーズの強さに尽きるだろう。
メロディアスかつダンサブルなダルフォンの代表曲と言ってもいいのではないだろうか。
3位 ねおちしていたら108年経ってましたワzzZ / ねおち :2pts.
  タイトルのインパクトもすごいけど、いやもう、アイドルがこんな曲を歌ってるって他にないでしょう?(笑)
多重する歌声で殴ってくるかのようなサビに打ちのめされてしまう。
4位 ワンダーランドを夢見てる / トナリア :1.5pts.
  トナリアも独特の世界観を持ったグループで、アルバム『Historia Ⅰ:Origins』は名作だと思う。アルバム部門に入れられなかったのが痛恨。
というわけで、楽曲部門に1曲滑り込ませることにした。この曲、恐らくアルバムの中でも地味な方だと思うのだが、シティポップ調がやたら心地良くお気に入りの曲なので。
5位 2Time Klaxon / 原宿眠眠 :1pts.
  ちょっと懐かしい雰囲気も漂う一曲。やはりこういうシティポップ感のある曲は入れておきたい。
軽やかにかつしっとりと歌うminminさんのボーカルも心地良い。

アルバム部門


1位 『color』 / 開歌-かいか- :3pts.
  5人体制になって2年目に突入した開歌-かいか-。現在の体制のバランスの良さがいかんなく発揮されているミニアルバムである。恐らく今年最も聴いたアルバム(主に車の中で聴いていた)。
バラエティに富んだ収録曲だが、開歌-かいか-の5人が歌えばそれぞれの彩りがすんなりひとつのキャンバスにまとまるのが不思議だ。
2位 『曖昧なアルバム2』 / 美味しい曖昧 :2pts.
  待ちに待ったセカンドフルアルバム。「5人の声の重なりが活きるように」と相当意識して作られたのでは?と感じさせる珠玉の一枚。全12曲のどれも曲自体の厚みも有り、事前に配信されたインスト盤もかなり楽しめた。
12月で彩負屋ねむりが卒業することになって、益々この5人でこの作品を発表できたことに意義があったように思う。
3位 『自然』 / fishbowl :1pts.
  ヤマモトショウの全力投球が見られる一枚。
それにちゃんとついてくるメンバーの成長にも感嘆した次第。
おまけに1月に加入した2人が、なんの違和感もなく溶け込んだことにこの2人のポテンシャルの高さも感じるのだった。
一部の曲を事前にリリースしながら、アルバムに収録してもコンセプトに合致している仕事の確かさにも感服。

推し箱部門


開歌-かいか-
  昨年加入した2人もすっかり溶け込んで、さらに進化中の開歌-かいか-に注目。
間口は広く、数ある曲の中に、どんな人でも「おっ!」と思う一曲が必ず見つかるはず。そして、それをきっかけに開歌-かいか-が歌う様々な曲を聴いているうちに耳が肥えていく……。そういう稀有なグループなのです。
歌に向き合う5人それぞれの個性も光っているので、ぜひその目でお確かめいただきたい。