アルバム部門
1位 『リビングデッド』 / きのホ。 :3pts.
今年も沢山の試みと共に1年を駆け抜けていったきのホ。による捨て曲なしの名盤。イントロは名盤の幕開けにふさわしい「ゲイン」、表題曲「リビングデッド」、自己紹介曲「泣きのPOWER」、違和感のある和音が耳に残る「昔の話」、夏を彩ったライブアンセム「DANGER!」と現体制のきのホ。の魅力がこのアルバムには詰まっている。本作と対になるように行われた音楽劇も素晴らしく、グループの可能性を大きく広げるものとなった。
2位 『日々』 / 開歌-かいか- :2pts.
4人体制の開歌(南雲、青木、渡邉、山村)による最初で最後のアルバム。可愛い瀬名サウンドの春曲「春は絆創膏」、かっこいいヒョウリサウンドの「Time Time」、跳ねるような鍵盤サウンドが気持ちいいポしなの冬曲「シリウスにマフラー」、楽曲部門でも投票した大曲「青い花の名」と、多様な世界観で「日々」に寄り添ってくれる作品。曲順はメンバーが考えたそう。
3位 『Camellia』 / RAY :1pts.
現体制代表曲「秘密がいたいよ」、鼓動のようなビートが気持ちいいRAYなりの沸き曲「フロンティア」、ノイジーなサウンドがひたすらにかっこいい「火曜日の雨」、浮遊感のある「読書日記」、正統派(?)RAYっぽい「マテリエ」…とシューゲイザーを軸にしつつも多様な楽曲をそろえた新体制RAYが放つ佳作。
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