インディーズ_地方アイドル楽曲部門
1位 Lily / Ringwanderung :3pts.
一聴して「こんな曲ライブでどうやって歌うんだ」と思ったその印象を余裕で乗り越えていくのがRingwanderung。終盤の畳み掛けるようなハイトーンとロングトーンの応酬も決して誇示的ではなく、綺麗で優しい曲にまとまっている。初のMV作品にもなり、グループを代表する一曲。
2位 REM / Mirror,Mirror :2pts.
5+4拍子を基調とした難解な変拍子がサビで一転切り裂かれ視界が開ける爽快感。グループが標榜する「ピアノコア」の新しい可能性を示した一曲。
「MIX入れられるものなら入れてみてよ」との作曲者からの難問、結局2023年中には破られず。
3位 Be alive / MIGMA SHELTER :2pts.
全ての楽曲をBPM=144で揃え、リミックスで繋げながら披露するという同グループのライブスタイル故の制作ルールから逸脱した、テンポが伸び縮みする楽曲。高速トランスとラップ、スキャットのコーラスといった要素が緻密に織り交ぜられたミクスチャーでカオスな、しかし美しい一曲。
4位 私に鋭利な雨 / マーキュロ :1.5pts.
グループが持つ耽美的な世界観を強調するバラード曲。今年度2回開催されたバンドセットライブでの生バンド演奏もお見事。
5位 フロンティア / RAY :1.5pts.
シューゲイザーの垣根を飛び越えてさまざまな音楽を貪欲に接収した2023年のRAYを象徴する楽曲。アイデンティティーであるギターサウンドを封印してシンセポップに挑戦したそのサウンドはそれでも不思議と「RAY的」で、ダンスビートに身を任せれば君も私も僕もみんなフロンティア。
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