インディーズ_地方アイドル楽曲部門
1位 わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER :3pts.
このグループは確かにCDを出していないだけで、すでに地下アイドルの枠に抑えきれない成長を遂げている。
この曲はTikTokでのバズリという、ある意味交通事故にあったレベルの偶然で認知は取れたものの、そもそもメンバーの意識・スキル・楽曲などのレベル感含めても、この偶然が必然であったのではないか?と錯覚させるレベルのものである。
というのも、TikTokが3秒で別の動画にスライドされてしまうといわれる中で、過去はCMの15秒で納める、という話だったのが、ついに最初の数秒のキャッチ―さが求められるようになった。また振りも自分の顔面を見せるために手元でできるものがバズリやすくなっている傾向にある。こういった傾向をすべて反映できている中で、この曲が1位以外に考えられない。
2位 正夢の少女 / かすみ草とステラ :3pts.
22年はまねき卒業・虹鱒解散と大きなトピックが地下アイドル界隈を震撼させた中で、改めて地下アイドルの台頭が目立った年でもある。
その中で最も成長を見せたのが夏初で優勝したかすてらではなかろうか?
特に頭の中で映像化しやすい楽曲が多い中で、特にこの楽曲は儚いアイドル像を見せつつもしっかりと前に進む今年度の彼女たちをしっかりとらえることができた。
特に夏初1日目に披露された際の「これから見える景色はどんな結末だろう」という歌詞が、あまりに状況とマッチしていて今年のベストだったと感じる。
10月のワンマンも非常にギミックに富んでおり、来年度も注目すべきアイドルであると感じている。
3位 絶対猛信デイドリーマー / Appare! :1.5pts.
今までの天晴れの印象は「ピンチケが暴れて楽しい」という印象だったものの、22年の日比谷野音などを通じて、天晴れの楽しさを残しつつ、今の時代に合った最適な楽しみ方を提供してくれていると感じた。
最もコロナに適応できたアイドルとして、その中でこの曲を推薦したい。
4位 Stardust story / 衛星とカラテア :1.5pts.
グループらしさもある、本当に聞いていてやさしさに包まれる楽曲。
完全に個人の趣味として。
5位 2022 (#BFF) / uijin :1pts.
復活の曲にして、ライブ前公開に過去の曲などを部分的に感じさせるあたり、今顧客に何を当てると喜ばれるか・ワクワクさせるかを的確に押さえられていると感じた。
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