インディーズ_地方アイドル楽曲部門
1位 プロミスミー / EVERYTHING IS WONDER :3pts.
YouTubeでたまたま見つけたあと何度も繰り返し視聴していたCecilの曲がEVERYTHING IS WONDERというグループのアルバムに収録されていると知って歓喜したが、配信で手に入れられるまでが永遠のように長かった。その分、思い入れも強い。前身?的なCecilのLIVE映像と比較して、半分セルフカバーのような今作はなかなか耳に馴染まなかったが、何度も繰り返し聴いているうちに違和感もなくなった。アルバムで選出しているし、どうせ俺の1票くらいしか入らないし、インディーズは他に投票したい曲が山ほどあるし、などと思って当初は投票から除外していたが、やはり今年聴いた中では一番好きな曲なのだから、両グループ分を合わせて素直に1位投票するべきだと決心して。オケ、メロ、リズムはもちろんのこと、サビがあまりにも気持ちよすぎて、ずっと頭に残ってリフレインする。
2位 抱えきれないわ / SAKA-SAMA :2.5pts.
MVを視聴した一度で完全にもっていかれた。3分に満たない時間の中、的確に絞った音数に綿菓子のようなふんわりとやさしく甘やかで儚くせつない歌声をのせた、暖かさと寂しさが胸に残る非常にエモーショナルな曲。調べたら去年のアルバム内の曲ということで、聴き逃していたことに後悔したが、楽曲大賞的には今回分のノミネートだったので助かった。それでも、後悔の分が去年の曲という印象を強めてしまい、いい曲が山ほどあるインディーズで投票はどうしようかなと最後の最後まで迷いに迷った。が、素直に、耳と心に従うべきだと。本当に、抱えきれないけれど、そんなこともしあわせの一つだったりするのかもしれない。
3位 Tap Tap Tap! / クレイビット :2pts.
もういいかげん一通り出尽くしただろうという中、まだ違うジャンルが出てくるのかよ、という衝撃。なんでもありのアルティメット、アイドルの音楽世界は奥が深く、底が深く、果てがない。レトロフューチャーなエレクトロスウィング。歌の世界観と音の世界観が乖離しているような融合しているような混沌。ポップでダークでヘヴィでクールな突然変異。バチくそカッコよすぎて参るね。
4位 pyoin / グデイ :1.5pts.
グデイはアルバム投票したかったけど、ノミネートされていたとしても一まとめにされず分割されて悩んでいただろう。で、各曲ごとになっても良い曲ばかりだから余計に悩むことになるのだが、結局俺はギターロックが一番好きで、こいつのリフにやられたということにして。一番聴いてるし、MVもかわいいしね。
5位 デジャヴ / NELN :1pts.
萎えてシラけるような問題があったとしても、やっぱりこんな良い曲を出してくるから困る。鼻の上だけで歌っているような脱力感のある気怠いヴォーカルディレクションが超秀逸。最高の歌い方、だけど一番いい歌い方をする子もやめちゃうんだよな……。アイドルの宿命にどこまで抗えるか。良い新メンが入って再々始動が上手くいくことを草葉の陰から見守っています。
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