インディーズ_地方アイドル楽曲部門
1位 Craftsman / We=MUKASHIBANASHI :3pts.
メンバーの作詞でメンバーのイメージカラーになぞらえて、夢に向かってひた走ってきたこれまでを称え、これからの希望を謳う非常にアツいロックナンバー。
歌唱力、迫力、個性と三拍子揃った4人のボーカルが非常にエモーショナルで、涙腺をガンガン刺激してくる。
とくに1stサビの前の「AH~」の部分がエモすぎる。
いや、そのあとの「願い事叶えずに~」からサビのところも、本当にヤバい。
ここまで感情を突き動かすアツいボーカルをできる4人なんていないんじゃないか、そう思ってしまうほどに素晴らしい。
2位 ころがる / NELN :2.5pts.
今年の注目株1組目。正直、全てのリリースが良すぎて超迷いました。
でも、その中で異色だったこちらの楽曲に決めました。
この楽曲が最も4人のボーカルの特徴が活かされていて、見せ場が均等に与えられているように感じました。また歌詞のメッセージ性が、他の楽曲と比べてストレートでアツく力強いサウンドとなっていたのも決め手です。そう考えると、異色な曲ではあるかもしれません。
3位 Dear my friend / スマートオブジェクト. :2pts.
今年の注目株2組目。長崎のお披露目前のアイドルグループで、メンバー、プロデューサーとも新参者。
なのに全くそれを感じさせないハイクオリティの楽曲に仕上がっている。後のリリースではレゲエやHIPHOPの要素が強くなるが、こちらは欅坂46、ラストアイドルの系統を感じさせる仕上がりになっている。
ギターソロ→Cメロからの落ちサビという贅沢な構成で、ラスサビの後もかっこいいギターソロが鳴り響き、5分越えのボリュームをしっかり最後まで聞かせてくれるところも好感度が高い。
4位 ナイスポーズ / RYUTist :1.5pts.
出だしのピアノからパーカッション、ストリングスの入り、全てが素晴らしい。最初の10秒で約束された神曲。だが、そこで終わらないところが、流石。
というのもこの楽曲は、柴田聡子さんの提供曲で、彼女の予測できない多種多様な曲展開がこの楽曲にも盛り込まれている。
「ギリギリで青だった~」からクライマックスの盛り上げに向かって助走をつけるような段落からの、「ナイスポーズ!」とタイトルを回収してクライマックスに向かう曲展開はお見事。
5位 Step by Step / サンダルテレフォン :1pts.
今年の注目株3組目。こちらも全部曲が良すぎて悩みました(笑)。
メンバーのそれぞれの声が映えるようにしっかりと歌割がされていて、特に、1stコーラスの小町まいさんと夏芽ナツさんが素晴らしい。
他の3人と比べて落ち着いた低めの優しい声の小町まいさんの声が、ユニゾンにおいてベースのような役割を果たしていて、素晴らしいハーモニーを奏でています(これはサンダルテレフォンの全ての楽曲に言えることですが)。
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