アルバム部門
1位 『Theory of evolution』 / イヤホンズ :3pts.
楽曲部門でも「記憶」が一位だったわけですがアルバムとしてもレベルが高すぎて、楽曲派が選ぶ声優アイドルグループのアルバムの最高峰なんじゃないかな?
音楽ナタリーでのイヤホンズへのインタビュー音声をコラージュした曲「記録」から「記憶」の三浦康嗣の実験音楽2曲の流れで完全につかまれて、月蝕會議もほぼリアレンジというかほぼ別物な曲が続いていきます。
オリジナルともベストともセルフカバーともリミックスとも違うとんでもないアルバム!
2位 『劇団オギャリズム』 / 眉村ちあき :2pts.
年2枚ペースでアルバムを出して、コロナ禍真っただ中でも強い対バンやワンマンでのかなりしっかりした無観客配信ライブを作り上げ続けたただの天才です!
コロナ禍でも全く落ちなかったバイタリティーはもっと評価されるべきだと。
このアルバムは「ゴッドタン」から名前が売れたことや奇抜でぶっ飛んだ発言からイロモノに見られがちだったけど、音楽的には本格派だというところを示したアルバム化と。
歌詞は相変わらず言葉選びは個性爆発しててぶっ飛んでるけど、音楽的には飛び道具も少なくて最新を取り入れながらの普遍的なポップスを極めに行ってるなって。
その流れは年末リリースで来年のエントリー扱いになった『日本元気女歌手』で更に普遍性へ向かっていくというね。
あとはMステとか出て日本の音楽史の普遍的に組み込む一般の人たちに早く見つかることだけだよね。
3位 『LETTERS』 / BiSH :1pts.
「新生クソアイドル」時代がどうも苦手で、avexからメジャーデビューしてからもちょっと離れて追っていたんですが、「楽器を持たないパンクバンド」にアイドルって要素がしっかり出てきててこのアルバムはかなり好きです!
こちらも、飛び道具に頼らない普遍的ないい曲が並んだいいアルバムだなーって。
「スーパーヒーローミュージック」のMVが緊急事態宣言中の東京ぽさが出てて格好いいです!
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