メジャーアイドル楽曲部門
1位 二人セゾン / 欅坂46 :3pts.
流麗なストリングスに乗って、ファルセットで歌われる印象的なサビのリフレインが絶品。直接的な「サイレントマジョリティー」より、余白を残した歌詞もすき。「生きることは変わること」。秋元先生の2016年版「川の流れのように」かも。
2位 メロディ / 山本彩 :2.5pts.
拙さはアイドルの魅力のひとつだけれど、さや姉の上手さを前にするとなんだかシャキっとして気持ちがいい。2016年にストレートなギターロックをぶつけてくる女の子のアルバムのラストが、カラフルなアレンジを施した、音楽を届けることについて歌ったポップソングという大団円感もいい。スガシカオさん会心の一曲。
3位 星空を君に / AKB48 [Team 8 EAST] :2pts.
「Everyday、カチューシャ」を思わせるAKBらしい曲ですけど、同じことを何度もブラッシュアップしているうちに、いつの間にかポップソングのひとつの完成系にリーチしてしまったような強度がある。アンディ・パートリッジがそうであるように、井上ヨシマサ氏もどこか求道的な職人なのだと思う。
4位 summer dejavu / 私立恵比寿中学 :1.5pts.
何年か前のUKインディー的なサウンドをまといつつ、ケイティ・ペリー的な循環コードでまわす大沢伸一のポップソングが新鮮。エビ中さんは今やすっかり歌も上手くなったけど、力の入れ方抜き方のさじ加減まで余裕で身につけているのであった。
5位 世界で一番君が好き / 乙女新党 :1pts.
ラストアルバムに収められたのが、すこし情緒的なメロディにのせて歌われる「世界で一番君が好き」っていう置き手紙的メッセージなの、良すぎひん?
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