楽曲部門
1位 灰toダイヤモンド / BEYOOOOONDS :3pts.
スキル集団BEYOOOOONDSがど真ん中直球ファンクの爆誕した。生のコーラスにハイレベルなダンスと彼女らの活動の総決算となる楽曲になった。前作のアルバム「BEYOOOOO2NDS」のリード曲「虎視タンタターン」をさらにレベル上げており驚いた。ダブル主旋律に4声コーラスはまさに圧巻。メンバーの特徴ある声質の違いを上手く利用している。ここまで声質が違うメンバーが在籍するグループはビヨぐらいか。今年No.1はこの楽曲で決まりと言って過言ではない。
2位 君はスターゲイザー / 小片リサ :3pts.
令和6年9月30日にアップフロントを退所した小片リサ。彼女が最後に残したアルバム「montage」はここ数年のハロプロ関連アルバムでNo.1の出来であった。その中から今年1番聴いた曲をリストアップする。「君はスターゲイザー」これは間違いない名曲であるだろう。程よい湿度と透明度が共存した小片の声に爽快感を加えた純度の高い歌唱に注目してほしい。歌詞は「君」へ憧れをピュアに表現しておりまさに芸術品の域である。メロディーも、誰もが一度は感じるであろう「誰かに憧れ寄り添いたい気持ち」を綺麗に表現している。聴き手の想像は秘めた想いが具体化されていく感覚を得ることができるだろう。
小片リサに対して思うところがある方もいるだろう。ただぜひ一度このアルバムは聴いてみて欲しい。丁寧に作られてるのが手に取るようにわかるだろう。気に入る曲もあるはずだ。各社のサブスクで聴くことができるのでお勧めしたい。
3位 ポラリス・コンパス / 宮本佳林 :1.5pts.
元ハロプロ大エースの宮本佳林の礎の一つ、それは静岡朝日テレビにて深夜の情報番組への出演だった。ハロプロ研修生時代の彼女が番組ナレーションを務めていたのだが研修生のソロ活動は異例中の異例であり、その影響かスタッフロールには宮本佳林の名前はなかった。そのうちに番組で声を当てたキャラクター「コピンク」にはソロ曲があてがわれた。まさに伝説の1ページてある。番組卒業イベは500人を静岡駿府公園に集めたのであった。その伝説から11年、その時の制作陣が再結集したこの作品は宮本佳林の声質が最大に活かされた曲だがコピンク時代からの成長も感じ「大人コピンク」といった感じか。曲も名曲なんだが背景がエモーショナル(notエモい)すぎる。作詞はハロプロでもレギュラー制作陣になった児玉雨子、作曲は人気アニメの映像音楽を担当する売れっ子になった依田伸隆。星空が似合う宮本佳林にはいつまでもポラリスのように光輝いて欲しい。
4位 Brilliance of memories / Juice=Juice [植村あかり] :1.5pts.
Juice=Juiceのリーダー、植村あかりの卒業曲はいい意味でハロプロらしくない作りだ。声質にピッタリなメロディは安室奈美恵の中後期の雰囲気でとてもおしゃれ。性格も声も飾らない彼女の魅力が全開に感じられて良い。歌詞は
5位 「恋人」 / モーニング娘。'24 :1pts.
まさかまさか最終盤で大逆転ランクイン。つんく♂が作るモーニング娘。曲にしては王道の湿っぽさは健在。そして変態リズムとメロディアスさで本当にテンションが上がる。こういう音作りがやはりつんく♂なんだよな。サビの転調も効いていてまさに「これよこれ感」。ハロヲタ待望のシビれる出来となってるのでぜひ聴いて欲しい。
4位のBrilliance of memoriesとは真逆と言っても過言じゃないような気がするがこれがハロプロだ。
本当はつばきの「七分咲きのつづき」をいれるつもりだっがこんなつんく♂曲がきてしまったら仕方ない。まさに終盤の大逆転だった。
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