第12回アイドル楽曲大賞2023 >> 個人ページ daichi

投票者情報


ハンドルネーム:daichi


メジャーアイドル楽曲部門


1位 楽の上塗り / CYNHN :3pts.
  歌詞にある通りまさに人生。「寝て起きて限度いっぱいまで幸せにこもっていいよ」の歌詞から、布団の温もりの中で寝たいだけ寝れる休日の幸福感の情景が浮かぶのが良い。そして「思いやり誰か救い苦しくなり人生」の歌詞、因果応報といえど、善意は必ず自分に返って来る訳でもないし、見返りを求めるものでもない。他人を愛するには自分も愛さなければならない。それならば逃げ出して殻にこもることも不自由ではなく自由なんだ、自分を救うのは結局自分の考えようなんだって気づかせてくれる。自己肯定感が落ちた時に聴きたくなる生命線みたいな曲。

2位 コズミック・フロート / ukka :2.5pts.
  切なさや清涼感を感じるが、ライブではゴリゴリにぶち上がる超沸き曲のEDM。サビに歌詞が無くひたすらぶち上がれる。
3位 恋の後味 / 寺嶋由芙 :2pts.
  いしわたり淳治作詞のシティポップ。ゆっふぃーの大人の魅力も相まっている。間奏から大サビが往年のシティポップに引けを取らない切なさと気持ちよさ。恋の後味は苦い、サンマの内臓のように苦味も味わえるのが大人。嗚呼、、
4位 ポジ子とネガ乃 / フィロソフィーのダンス :1.5pts.
  オーディションを勝ち抜いた2人をフィーチャーした新生5人のフィロのスのこれまでにない、新しい曲。温故知新って感じに交互にミックスされたのがオシャレ。
5位 I.C.Q. feat. MOTSU / HiiT FACTORY :1pts.
  ゴリッゴリのユーロビートが2000年代のavexを彷彿させる。そしてm.o.v.eでラッパーとして第一線で活躍して自身でもユーロビートをDTMにて作曲もするMOTSU氏のラップ。純度120%の在りし日のavexサウンド。タピオカとユーロビートは流行が数年おきに巡るというが、次のユーロビートブーム再来も近いのかなと思わせてくれる。

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 キミは太陽 / 九州女子翼 :3pts.
  九州女子翼の代名詞みたいな筑田浩志による多幸感が溢れるディスコ・ファンク曲。初披露は2022年春頃だったが、披露される回数も多く、定番曲となりつつある。手を振ってサムズアップをするサビのフリコピの一体感も心地いい。MVは山口県角島で撮影され、夏休みの開放感と多幸感が良い。本曲が初披露された頃に加入した花音ちゃんと、今年の春に加入した木城杏菜ちゃんを加えた女子翼の瑞々しさと若さのエネルギーが半端じゃない。

2位 dAnce survivor 1999 / 二丁目の魁カミングアウト :2.5pts.
  二丁魁のアゲ曲の鉄板曲。曲名やサビの「いえいいえいいえい」から感じる90年代のTKを感じるハウス系の曲。ぺいにゃむにゃむと日が紅が睨み合う様はまさに大蛇と獅子。血が沸きサバンナとかにいた頃の本能が呼び覚まされた感覚になった。

3位 ペトリコール / tipToe. :2pts.
  雨のInterludeもめっちゃ良い。低気圧で気怠い、テスト終わりの昼下がりの帰り道に匂う雨を感じる。美しいファルセットにギュッと心臓を鷲掴みにされて切ない。
4位 渋滞 / きのホ。 :1.5pts.
  懐かしい80年代を感じるギターとシンセ、そして繰り返す「この渋滞は誰のせい」の歌詞による中毒。
5位 KiSS KiSS SUNSET / KiSS KiSS :1pts.
  トリップしそうな何となくtofubeatsを遠くに感じるような曲。

アルバム部門


1位 『UNIVERSE』 / 九州女子翼 :3pts.
  待望の九州女子翼の2年ぶりの4枚目となるアルバム。「キミは太陽」の他にも筑田浩志のディスコ・ファンクサウンドが粒ぞろい。登場SEにも使われる「Satelite Parade」がもうオシャレでそこから歌謡曲チックな「惑星ユーフォリア」など筑田浩志を堪能できる。そして前の3rdアルバム「LOCKON」収録の2曲のアレンジが秀逸。「LOCKON」のゴリッゴリのユーロビートで峠を攻めたい。そして最後を締める「序曲」は向かい合って歌う初期メンバーの実玖と詩絵里が印象的。新たな歴史の幕開けを感じる。惑星をテーマにまとまりが良い。
2位 『GAY STAR IN THE GALAXY』 / 二丁目の魁カミングアウト :2pts.
  待望の二丁魁の1stアルバム。ミキさんの温かい優しい歌詞は誰にも平等に寄り添ってくれる。
3位 『FiRST ALBUM』 / KiSS KiSS :1pts.
  名刺曲といえる「KiSS KiSS KiSS」で電気グルーヴの「Shangri-la」ではなく「誰だ!」をサンプリングしてるのは暗にこの1stアルバムの表題曲として「誰だ!私たちはKiSSKiSSです!」と言いたいが為なんじゃないかって思える。
WACKらしくないキラキラしたカワイイアイドルらしい楽曲群も逆に新鮮味がある。

推し箱部門


CYNHN
  百瀬怜が卒業し、4人体制となったものの、4曲とも粒ぞろいの名盤2nd ep「アウフヘーベン」をリリースし、福岡や北海道を含めた全国ツアー、そしてバンドセットによるツアーファイナルは大成功。昨年の楽曲大賞からも更に着実に飛躍している。私はツアーでハマった。