第12回アイドル楽曲大賞2023 >> 個人ページ 食前舌語

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ハンドルネーム:食前舌語


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インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 初恋のひと。 / 高嶺のなでしこ :3pts.
  正直2位以降については非常に悩んだが、1位に関しては圧倒的である。
HoneyWorksが楽曲プロデュースをする高嶺のなでしこであるが、珍しく男子目線で女子に恋(初恋?)をするという歌詞であった。
まず一番素晴らしいのは、圧倒的な王道感。
また、歌詞に注目しても、特に『好き』のリフレインの最初が『ごめん 好き』と、そこに好きになってしまった自分を謝罪するところに、初恋の初々しさも感じられる。
また、たかねこの人気を確かなものにした、オリジナルソングとして強くこの地下アイドル業界に出てきたと思っている。
2位 アリス / かすみ草とステラ :3pts.
  全体的に理想を追い求めるが、目の前にある天才と比較してしまう自分を鏡の国のアリスに見立てるという何ともおしゃれな歌詞で全体が進む。
このおしゃれさだけでも投票にふさわしいと考えている。
ただ、これは2年目を迎えたかすみ草とステラのメンバーが、ここから成長する中で自分の弱さに悩み始める時期でもあり、そこをテーマとしたワンマンライブに加えて、歌詞で背中を後押ししていると考える。
特に私が一番好きなところが、落ちサビ前の『もしも過去が変わらないなら 未来を愛せばいいじゃないか』という歌詞である。自分を愛す、だとか、未来を信じよう、という言葉はすでに陳腐化した23年に、愛すという言葉に込められる思いもあるが、何より、そこにアリスがかかっているのは、さすがに思い込みであろうか…?
3位 夏、恋はじめます / Peel the Apple :1.5pts.
  もう歌詞の節々から青春があふれ出ていて、本当にいい歌詞。プラチナム、やればできるじゃないか…
個人的にサビの途中に一気に雰囲気が変わる(転調している…?)ところがあるのだが、やはりここの流れが少し夕方というか、デートの終わりというか、今言わなきゃと思うタイミングに感じられるのに、そこに出てくる歌詞は『でも言えないI love you』というもどかしさを消えに感じられる。
4位 ゴールデンタイム / Appare! :1.5pts.
  Appare!の真骨頂。
バラードなのに、エモさに振り切らず、Appare!らしいのにエモさもしっかり残っているのが素晴らしいと感じる。
5位 真夏のユーレイ!! / Merry BAD TUNE. :1pts.
  TIFメインステージ争奪戦優勝おめでとう、ということで。