楽曲部門
1位 英雄 ~笑って! ショパン先輩~ / BEYOOOOONDS :3pts.
タイトルとモチーフから奇曲かとおもいきや、その実ドラマチックな展開を見せる楽曲。三題噺みたいな一見まとまりのない素材を組み合わせてよくぞここまで昇華させた。BEYOOOOONDSひとりひとりの声質や歌唱方法も際立っているが、特に西田さん清野さんの台詞からの荘厳な幕開けと、平井さん前田さんの独唱からのエモーショナルな展開が秀逸。
2位 虎視タンタ・ターン / BEYOOOOONDS :2.5pts.
ときには甘くときには鋭い声色の台詞をトリッキーに織り交ぜながら展開される2022年時点でのBEYOOOOONDSの集大成ともいえる楽曲。終盤の畳み掛けが気持ちいい。仔猫ちゃんって思ってた?
3位 どっち / 小片リサ :2pts.
音源では「すっ」という小片さんの呼吸音から始まる楽曲。「最期」「瞬きの重なりが終わる日」など死を思わせる歌詞がちりばめられつつ存外悲壮感なく展開される。「ぎゅっと目が合ったその時」「ひとつふたつみっつよっつ」などちょっとしたフレーズも印象的。全編通してのベースとドラム、サビのストリングスが良い味だしてるが、終盤の小片さんの声と鍵盤の音だけになるところも好き。
4位 Chu Chu Chu 僕らの未来 / モーニング娘。'22 :1.5pts.
笛曲。過去作でも馴染みのあるギミックで溢れた、つんくと大久保薫による由緒正しい娘。の楽曲。全編通して変態的な音とリズムが気持ちいい。しばらくギューッと抑えた感じで進んできてサビで急に開放感ある展開になるの素敵。終盤の裏側で鳴る「WOW WOW ah ah」大好物。
5位 愛・魔性 / アンジュルム :1pts.
「Fiesta! Fiesta!」系のエリック・フクサキ曲。イントロこそ情熱的であるものの実はサビ含めて本編のオケはすごく情熱的というわけではない。この楽曲の情熱感は主にアンジュルムの声で創り出されている。上國料さんの「儚い夜 照らして」のリズム感めちゃくちゃ良いよね。
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