楽曲部門
1位 愛すべきべき Human Life / アンジュルム :2pts.
日本で初めてミリオンセラーとなった(100万枚売れた)スカ楽曲は「ちょこっとLOVE」だと言う説が有る?がそれが令和に甦った様な痛快至極な一曲。だが前曲のテーマが「マイダーリン All You Need is LOVE」だったのに対し23年後のこの曲では同じ「愛」でもより「社会」に強く対峙する姿勢を見せている所が「時代」なのかとも思う。
2位 悔しいわ / アンジュルム :2pts.
或る意味ではイジイジしている様なクヨクヨしている様なマイナー調のテーマな歌詞なのに真似の出来ないリズム感スピード感と捩じ伏せる様な圧倒的圧力とパワーでナゼか聞いていると「元気の出る」摩訶フシギな楽曲。アンジュルムって素晴らしいなとシミジミ思う。JBみたいな足捌きのダンスも。
3位 Hey! ビヨンダ / BEYOOOOONDS :2pts.
「トーク・ボックス」なるものを自分が初めて聞いたのはアルバム「Frampton Comes Alive!」の中の一曲「Show Me the Way」だった(YouTubeで検索すれば出て来ます)のですがその46年後(!!)に現れた快曲。ニュージャックスイングのグルーヴ(コレもヒサビサだが)に乗って歌われる清野桃々姫操るトーク・ボックスでの熱意溢れる「ビヨンダ!!」が素晴らしくカッコ良い。
4位 ビューティフル・ドリーム / 道重さゆみ :2pts.
道重さゆみのノンバーバル・ミュージックショー「SAYUMINGLANDOLL」シリーズはもっともっと評価されるべき独自性特異性を持った楽曲、そしてパフォーマンスだと思う。もしかすると将来また「発掘」され「再評価」となるのかもしれないと思ったりもする。その最新作「未来」で「空と街の隙間から 熱い光が溢れる朝」と熱唱される本曲は「歌が苦手」と自認する道重さゆみが辿り着いたバラードの極北。
5位 愛してるの言葉だけ / 宮本佳林 :2pts.
「歌詞」が表現するものはその歌い手と一体(だから歌手によって同じ曲でも千変万化する)なものと思うがその意味で宮本佳林の類稀なる表現力が十二分に発揮された佳曲「愛してるの言葉だけで」。ありふれたとも言えるテーマなのだが彼女の「歌」によって誰の胸にも響く「普遍」が見える様になったとでも言う様な。哀切。
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