アルバム部門
1位 『ne temo same temo』 / NaNoMoRaL :3pts.
NaNoMoRaLの歌詞とメロディ、二人の歌声は、楽器がなくても心に届き、感情を揺さぶるに足りるだろう。そのうえで、ギターを打ち込みから生演奏にしたことでサウンドが有機的に変化し、迫力・説得力が増した。これはちょっとした無敵である。
2位 『sotto voce』 / CHICKEN BLOW THE IDOL :2pts.
いかにも売れないバンドマンがつくったような、アイドルオタクに敬遠されがちなアイドル感が強い、青春パンク主体のグループだが、どの曲をとっても、くすぶった人間にブッ刺さりまくる歌詞がとにかく群を抜いている。エネルギーに満ち満ちた、鬱屈や情熱の開放。アイドルの特徴的な部分である「生々しさを物語に変える」効果がいかんなく発揮されている。文字数に制限がなければ一曲ずつについて語りたい。
3位 『Green』 / RAY :1pts.
シューゲイザーという音楽ジャンルにおける名盤である。
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