第11回アイドル楽曲大賞2022 >> 個人ページ むぎふみ

投票者情報


ニックネーム:むぎふみ


メジャーアイドル楽曲部門


1位 AM0805の交差点 / ukka :3pts.
  ukka完全復活を象徴する佳曲。
聴いていて、曲の主人公~間もなく高校を卒業する少女~の恋する想いと周りの情景が"ぱあーん!"と、立体的に浮かび上がる。ukkaの持ち味である「青春小節」のコンセプトを最も優れた形で表した作品だ。
一番の出だしを結城りなが、二番の出だしを葵るりが担当しているというのが「新生ukka」を象徴していて、また良いのですよ。
2位 Cupid in Love / 超ときめき♡宣伝部 :2.5pts.
  2010年代前半のももクロを思わせるような上昇気流に乗ったと言える、超とき宣の2022年を代表する曲は「ギュッと!」もしくは「STAR」であろうが、私はこの曲を推す。
「超とき宣は少女漫画の世界」というのが私の持論だが、その世界観を高いレベルで作り上げた「珠玉」と表現するにふさわしい楽曲。
3位 Actually... / 乃木坂46 :1.5pts.
  グループが命を繋いで行くには、メンバーを世代交代させていくだけではなく、あらゆる面でチャレンジしなければならないという命題に挑んだ作品。
この曲のセンター選考においては一悶着があったのですが、乃木坂がこの先もトップアイドルで在り続けるために制作陣はどれだけのことを考えて、実行しているのか。ファンはもっとそのメッセージを真摯に受け止めなければならないと思うのですが……。
4位 青春ゾンビィィズ / 私立恵比寿中学 :1.5pts.
  エビ中のエッセンスが凝縮された一曲。
5位 BY MY SIDE / B.O.L.T :1.5pts.
  

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 さがしもの / ばってん少女隊 :3pts.
  ぶっちぎりの一位。2019年アイドル楽曲大賞・桜エビ~ず「それは月曜日の9時のように」と並ぶ傑作曲だ。
ばっ少メンバーの持ち味である軽やかで愛らしい歌声を最大限に生かした、ウキウキしてしまうような音とリズムに身を任せているうちに、ひたすら楽しくなってしまう。アイドルの魅力とは、まさしくコレだ!
そしてこの曲は「Oisa」同様、ステージでのパフォーマンスによってその魅力が何倍にも跳ね上がる。だからこの曲はぜひ、ライブで観て感じてほしいと思う。
2位 背徳的カタオモイ / Task have Fun :2pts.
  タスク最大の美点は、三人編成でしか出来ない表現を突き詰めていることだ。それが他には無い個性に繋がっている。
2022年は精力的なリリースラッシュを見せたタスク。「メインアクター」など佳曲が多かったのだが、「ツンデレ」の表現がカッコイイと感じたこの曲を選択しました。こいつはタスクにしか歌えない。

3位 メタハンマー / いぎなり東北産 :2pts.
  現在の体制となってかなりの年月が経つが、東北産のアーティストパワーは全く衰えを感じさせない。歌唱の中核を担うかれんくん・かーや・ひなもんの並びは、例えるならスワローズのクリーンナップ並みの攻撃力(笑)。そのパワーがあるからこそ、この破壊力あふれた楽曲を表現できる。
地力は十二分にある。ある種きっかけさえあれば、一気に一般世間の注目を集めることが出来るのは間違いない。
4位 夏恋スコール / CROWN POP :1.5pts.
  私にとってのクラポのあらまほしきイメージはズバリ「カルピスソーダのCM」なんですよねぇ。
海辺で、夏服姿のちょっと気になる女の子が、微笑みながら冷えた飲料のペットボトルを手渡してくれる……みたいな。この曲はそんな光景を連想させる。
5位 グラデーション / AMEFURASSHI :1.5pts.
  

アルバム部門


1位 『九祭』 / ばってん少女隊 :3pts.
  出色の出来映え。そのひと言につきる。
アイドルがリリースするコンセプト・アルバムで純粋に楽しむことが出来る作品というのは意外と少ない~どうもアーティスト臭さがして素直に楽しめないことが多い~ものだが、これは例外だ。最初から最後まで首尾一貫して楽しませてくれる。
ばってん少女隊が、完全に「楽曲で買われる」フェーズに入ったことを象徴する名盤。伸びしろという点では、もはや超とき宣をも上回ることすら期待できるのです。
2位 『青春小節』 / ukka :2pts.
  桜エビ~ず時代から一貫して貫いてきた「十代後半の女の子が主人公の等身大の日常を小説のように描く」というグループコンセプト。メジャーデビューにおいてこれをど・ストレートに打ち出してきたにのは少し驚いたが、コンセプトをぶらすことなく、更なる高い次元へと昇華させてきた。
Tommy february6とのコラボには驚かされたが、これがとてもいい。
これまでのグループの苦闘を知る者にとって「ラブパレード」は、ほろりと泣ける曲だよね……。
3位 『私立恵比寿中学』 / 私立恵比寿中学 :1pts.
  どのような歌の世界でも演じてみせる「King of 学芸会」の神髄はこのアルバムにおいても不変。
メンバーチェンジを行っていきグループの命を末永く繋いでいく方針への転換をより鮮明に打ち出した2022年。大エース・柏木ひなた卒業後もこれまで培ってきたグループのエッセンスは揺るぎなく受け継がれていくことを示した。ファミリーはそれを信じて、これからもエビ中に付いていく。

推し箱部門


ukka
  従前では水春主導であったグループの構成を一から再構築し、わずか一年八ヶ月という年月でグループとしての新しい魅力を作り上げ、グループを完全に復活させた。そしてメジャーデビューという念願すらをも叶えた。
オリメン四人の大奮闘に加え、新メンバーの結城りなと葵るりがこれまでのスターダストプラネットにはない新しい風を運んできたことがこの奇蹟をもたらしたのだと思う。
2023年は、間違いなくukkaの飛躍元年になる。