アルバム部門
1位 『九祭』 / ばってん少女隊 :3pts.
出色の出来映え。そのひと言につきる。
アイドルがリリースするコンセプト・アルバムで純粋に楽しむことが出来る作品というのは意外と少ない~どうもアーティスト臭さがして素直に楽しめないことが多い~ものだが、これは例外だ。最初から最後まで首尾一貫して楽しませてくれる。
ばってん少女隊が、完全に「楽曲で買われる」フェーズに入ったことを象徴する名盤。伸びしろという点では、もはや超とき宣をも上回ることすら期待できるのです。
2位 『青春小節』 / ukka :2pts.
桜エビ~ず時代から一貫して貫いてきた「十代後半の女の子が主人公の等身大の日常を小説のように描く」というグループコンセプト。メジャーデビューにおいてこれをど・ストレートに打ち出してきたにのは少し驚いたが、コンセプトをぶらすことなく、更なる高い次元へと昇華させてきた。
Tommy february6とのコラボには驚かされたが、これがとてもいい。
これまでのグループの苦闘を知る者にとって「ラブパレード」は、ほろりと泣ける曲だよね……。
3位 『私立恵比寿中学』 / 私立恵比寿中学 :1pts.
どのような歌の世界でも演じてみせる「King of 学芸会」の神髄はこのアルバムにおいても不変。
メンバーチェンジを行っていきグループの命を末永く繋いでいく方針への転換をより鮮明に打ち出した2022年。大エース・柏木ひなた卒業後もこれまで培ってきたグループのエッセンスは揺るぎなく受け継がれていくことを示した。ファミリーはそれを信じて、これからもエビ中に付いていく。
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