インディーズ_地方アイドル楽曲部門
1位 超越展開POROPOROコミッキュ / COMIQ ON! :3pts.
最初から最後まで完璧。イントロで既に素晴らしいので高評価ポチッ。サビの転調、2番はAメロで少し大人しくなり、Bメロは少し変化させてくる。そして理想的なラスサビの盛り上げ、アウトロで更に転調。思わず唸ってしまうほどのクオリティ。美しさを感じる。全体的に散りばめられた細かい装飾音も楽しい。何より歌詞が好き。メンバーの声も特徴的で全員がそれぞれに主人公になれるポテンシャルがある。
2位 Q1 / ナンもん! :2.5pts.
今期No.1イントロ。ここだけでワクワクが止まらない。曲全体を通して度重なる転調が生み出すドラマチック。 2番に入ってBPMを半分にしたり、その後のサビ入りでは16分連打したりとドラムパターンのアレンジも理想的。そして、半音下転調してから戻ってきてラストのフレーズを2度繰り返す、これ以上ない構成のラスサビ。グループとして記念すべき1曲目の曲であり、ナンもん！のイメージを形作る大切な1曲。
3位 夏になったら君に恋して / ルルネージュ :2.5pts.
爽やかな夏を予感させるトランペット。抜群の存在感で楽曲を支えるベース。瑞々しい青春を描いた歌詞。その物語に呼応するBメロの転調。主人公の切ない恋心を表すかのようなハイポジでのギターソロ。ラスサビ「慌てたように離れてく」のちょっと不思議なハモリの音程。最初の1音から最後の1音まで拘りが詰め込まれた名曲。
4位 スパークリングフライト / Mirror,Mirror :1.5pts.
衝撃のデビュー作。「個性派ピアノコア・アイドル」のコンセプト通り、ピアノ主体のインストに清らかな歌声が乗っかって宇宙まで届いてしまいそうなほどの力を持つ楽曲に仕上がった。2番サビ前のうにょうにょベース、2番サビ後の転調、ラストでイントロのメロディを重ねてくるなど、展開を一工夫させて、アイドル戦国時代において十分に戦っていける楽曲に仕上げている。メンバーの個性も強く、また新人ながら踊りと歌のクオリティが高いのも特筆すべき点である。
5位 ラストシーン / SOL :0.5pts.
SOL最後となる集大成の曲。ピアノからゆったりと始まるが、サビは四つ打ちで力強く進む。王道な曲で終わらせない意志が反映された動くベースラインがアクセントになっていて、とても好み。最後の歌詞「忘れないよいつまででも」の仕掛けに気づいて涙。始まりがあるから、終わりがある。これまでのSOLの歴史と併せて、『ラストシーン』は完成する。
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