アルバム部門
1位 『ノクターナル』 / 東京女子流 :3.5pts.
松井寛が抜けてから離れ気味だったものの、去年の「ストロベリーフロート」あたりから当時への回帰を感じるようなサウンドに期待が高まり、実際に期待通りのクオリティでした。昔はかなり背伸びして歌っていたような気がしますが、気がつけばメンバーもだいぶ成長し、大人びた曲たちも歌いこなせるようになったのではないかと思います。文句なしに、今年一番でした。
2位 『Green』 / RAY :1.5pts.
もともとシューゲイザーアイドルということで知ったものの、シューゲイザー以外のバリエーションもありどれも非常にクオリティが高かったです。TEST, 17のような打ち込み曲や、スカイライン→コハルヒの浮遊感も心地よかった。もちろんシューゲイザー曲も良く、「Rusty Message」のイントロがかなり好みです。
3位 『(エン)』 / RYUTist :1pts.
去年の「水硝子」で新機軸にも挑戦しているんだなー程度でいたら、全編通してかなり尖った曲で構成されたアルバムが出てきて心底驚きました。ある意味、アイドルらしいポップソングは「ファルセット」でひとつピークを迎えていたようにも思うので、挑戦的な姿勢を感じました。イベント開催の制限もだいぶ緩和されてきたところではありますが、ライブでの盛り上がりよりも「楽曲としてのクオリティ」を追求したアルバムなのだと思います。
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