インディーズ_地方アイドル楽曲部門
1位 Pale Star / kolokol :3pts.
初めて聴いたとき衝撃が走って、何度も繰り返して聴きました。イントロは「荘厳さ」と「軽快さ」という相反する要素が絶妙に融合していて、壮大な映画のテーマ曲のような雰囲気を醸し出しています。そして声が幼めな佳凪きのさんから、声が大人っぽいメンバーへ歌い継ぐという、メンバーの声質を活かした曲の展開が凄く魅力的。イントロの勢いをそのままサビの終わりまで保ち続け、ノンストップで盛り上げる進行も凄いです。2020年最高の楽曲、なおかつ2020年代のアイドル史に名を残すべき傑作だと思います。
2位 ジュブナイル / リリスリバース :2.5pts.
今年7月にデビューしたアイドル・リリスリバースの代表曲。イントロは、最初の「チン」という音と共に感情が爆発したかのように展開され、一気に曲の世界に引き込まれます。そこから曲の進行に沿って徐々に高まっていき、「ブチ抜いてよ」というやや字余りの歌詞を受けて、一気にサビへ繋がります。サビで繰り返される「壊しあって踊りたい」というフレーズはどこか浮遊感があって、凄く耳に残ります。曲の雰囲気や展開はBELLRING「asthma」を彷彿とさせ、もはや2020年代のasthmaといっても過言ではない一曲。
3位 MILK / NELN :2pts.
NELNが1stアルバム(6曲収録)に次いで発表した楽曲となっており、NELNの進化を感じさせる一曲。曲の雰囲気は少し前のJポップという感じで、あまり抵抗なく聴けると思います。歌詞のメッセージ性とメンバーの真っ直ぐで力強い歌声に惹かれました。「抱いたストーリーなんて瞬間グローリー」「サイドストーリーなんて昨日のコピー」といったうっすら韻を踏んでいるテクニカルな歌詞も好きです。
4位 Magic All Night / サンダルテレフォン :1.5pts.
今年飛躍した楽曲派アイドル・サンダルテレフォンの代表曲。ディスコ調の曲となっていてメロディーが凄く心地よいです。メンバーの歌唱力がもの凄く高いんだけど、「全く隙がない」という訳ではなくアイドルらしい「可愛さ」や「ゆるさ」もあるのが魅力だと思います。家でゆっくり聴くも良し、ライブ会場で思いっ切り振りコピするも良しという、凄く万能な曲です。
5位 アンスデーム / アンスリューム :1pts.
年始のイベントで初めて聴いたとき衝撃を受けました!心地よい電子音と「君臨君臨くりりり〜ん」といった独特なフレーズが物凄くクセになります。Task have Funの「3WD」やuijinの「ten-age」などのように、大型のライブで会場全体を盛り上げることができるような、もの凄いポテンシャルを秘めた楽曲だと思います。
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