インディーズ_地方アイドル楽曲部門
1位 フライボールレボリューション2021 / 絶対直球女子!プレイボールズ :3pts.
イントロのギター、「給料株価スピード人気…」と軽快にアゲるものを羅列する歌詞、ヘソも足も露わな新衣装、サビの開放感、とにかくアガれる曲である。
プレイボールズには、「絶対直球少女隊」と対になるような「真っ向勝負」がテーマの打撃の歌がずっと無かった。甲子園のブラスで永遠に演奏され続けるような、「殺るか殺られるか」な真剣な打撃の歌を期待したが、「フライを打て」が彼女らの答えである。
「バ・バ・バ・バント」に代表されるような遊び心優先なスタイルは最後まで変わらなかった。楽しかった5年間にありがとう。
2位 SAMURAI JPN / 絶対直球女子!プレイボールズ :2.5pts.
シンガロング曲が大好きなため、冒頭の勇壮で厚みのある掛け声には震えた。EDMのドロップ的なサビも良い。
3位 終幕 / 鶯籠 :2pts.
暗い曲が多い鶯籠曲の中でも特に暗い歌のひとつ。ばんぱいあ氏の聖誕祭記念曲であるため、彼女のいわゆる「厨二病」的世界観をあらわしているのかもしれない。
「凍てつく冬の空に雪が降る」の部分とか、最高に冷気を感じさせる歌い方をしてくれる。さすが雪国出身者。
4位 鶯演義 / 鶯籠 :1.5pts.
「時は平成 西暦二〇一八 寛永寺下 鶯谷史実…」講談調に小気味よく語られる、グループ誕生と成長の物語。
鶯籠は日本語詞に強いこだわりがあるけど、漢詩や現代詩の素養も相当だと思わされる。締めの「ほーほけきょ」がカッコ良く決まるのも実に憎い。
5位 ハルウララ / broken by the scream :1pts.
カグラとイオのWスクリーマーは日本語もクリアに叫べるのが魅力だけど、今作は特に、カグラの「恋をしていたんだッ」のスクリームが刺さる。
恋愛の焦燥・嫉妬などの負の感情をスクリームで表現するのが彼女らの魅力。本作はシンガロングもあり、新しい展開である。
|