メジャーアイドル楽曲部門
1位 ラストロマンス (Nemu remix) / 東京女子流 :2.5pts.
“どうしようもないよね”の繰り返しの中に、芯の強さを感じる楽曲。構成もあっさりして密度が高く、表現者としての感情の塊のようだと思う。渋いポップサウンドのオリジナル版もさることながら、よりディストピアを感じさせる”Nemu remix” 版が素晴らしい。
2位 アンビバレント / 欅坂46 :2.5pts.
時代の女の子像を作るのがアイドルの役割だとするなら、欅坂というグループの鋭さ・気高さは、確実に今この時を代表するにふさわしいと思う。サウンド・ダンス・MVの中に、奮い立たされるものがある。
3位 朝顔 / 私立恵比寿中学 :2pts.
高橋久美子の歌詞が素晴らしい。少女の成長にまつわる残酷さと非情さと、それを包みこむ希望の明るさに満ちた名曲だと思う。
4位 Against / 乃木坂46 :2pts.
乃木坂の顔として、屋台骨として、グループを支え続けた最大の功労者・生駒里奈の最後に”ここに居続けるのは誰のためにもならない”という歌詞を贈る秋元康、さすがと言わざるを得ない。
5位 夜明けBrand New Days (farewell and beginning) / ベイビーレイズJAPAN :1pts.
これが解散のタイミングで書かれた曲じゃないこと自体驚きだけど、解散のタイミングで再録されてこんなに胸が熱くなるのは、ベビレの熱量の賜物だと思う。
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