アルバム部門
1位 『走り出す瞬間』 / けやき坂46 :2.5pts.
けやき坂46が独り立ちするきっかけになったアルバムだと感じる。同時期に坂道グループの仲間入りした乃木坂3期生とよく比較対象にされる。乃木坂は本部に取り込まれ、その中でセンター、選抜に選ばれるという形(本部の顕著な高齢化という問題もあるのかもしれないが、。)で成長していった。一方でひらがなけやきは決して欅坂46の中に取り込まれるという形はとられず、完全に別のフレッシュなグループという体を取られた。そして、おこぼれの形であるが、武道館ライブを成功させたり、今回出されたオリジナル曲オンリーのフルアルバムにより「坂道」という看板を背負いつつも、ポテンシャルの塊、ダイヤの原石といったイメージがつけられた(個人的に)。まさに「走り出す瞬間」にヲタクが立ち会っているかのようだ。
2位 『yume』 / Maison book girl :2pts.
楽曲派で有名なブクガであるが、また、今回も素晴らしい良曲揃いのアルバムだろう。サクライケンタさんは本当にすごいです。個人的に「言選り」はAIがサクライさんっぽい歌詞を書き上げたという点で評価に値する。違和感を感じないのが人間として怖い部分もある。人間倫理を考えさせられる。
3位 『きみわずらい』 / まねきケチャ :1.5pts.
武道館ライブを行ったまねきケチャだが、「奇跡」といった未円盤曲を大量に収録させた、ヲタク待ちに待ったアルバムだろう。これを聞き卒業してしまったまゆた・ちあいを想起してしまうのもまた興味深い。「かわいさ」の裏にある壮大なストーリーを感じる。
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