アルバム部門
1位 『エビクラシー』 / 私立恵比寿中学 :3pts.
昨年の3rdアルバム「穴空」に続き、今年は4thアルバム「エビクラシー」をアルバム部門の1位に選出。オール新曲となった今作はソロではないがメンバーを一人ずつフィーチャーした楽曲が散りばめられていたり、これまでのアルバムとは異なり、お楽しみの「Interlude」的なものが無く、純粋に楽曲のみで構成されているのも特色。やっぱりエビ中の曲はいいなぁ。バラエティに富んだ楽曲はどれも特色があって良いのだけど、楽曲部門で「フォーエバー中坊」を選んだのは、アルバムの最後で「これぞエビ中!やっぱりこれだよね!」と原点回帰を強く感じられるからの意味合いもあります。
2位 『柳都芸妓』 / RYUTist :2pts.
こちらも昨年の2ndアルバム「日本海夕日ライン」に続き、今年は3rdアルバム「柳都芸妓」をアルバム部門の第2位に選出。前作は新潟の海沿いを走る「日本海夕日ライン」をテーマに朝から夕方、夜までを一枚に収めたコンセプトアルバムとなっていましたが、今作もRYUTistの活動拠点である新潟の中心地「古町」を舞台にした一枚となっていて、地元を大切にする姿勢が感じられるアルバムとなっています。テーマを据えたアルバムってやっぱいいですよね。紙ジャケのインナーと歌詞カードの丁寧な作りや10曲43分とアルバム通しで聴こうと思える絶妙な長さもグッド。エビ中もそうですけど、年に一回、同じような時期にきちんと作られたアルバムをリリースする事がまた素晴らしいと思うのです。
3位 『Magical View』 / ロッカジャポニカ :1pts.
これまでのシングル曲は勿論アルバム曲もどれもフックがあって素晴らしい。スタダの中でも安定・安心して聴けるグループだと思います。「教歌SHOCK!」、「独特道徳ドクトリン」、「BUSY」などを手掛けるinvisible mannersのアレンジ曲が特に好きです。
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