アルバム部門
1位 『Avalon』 / amiinA :2.5pts.
この一枚に今のamiinAが詰まっていると感じるアルバム。中でも表題曲AvalonはこれまでのamiinAの世界観を踏襲しつつも、キャッチーでよりポップな作りになっており、新体制になった自身を連想させる歌詞も素晴らしい。このアルバムでは既存曲も全てトラックが新しくなっていて、中でもライブハウスで実際にヲタクたちの声がレコーディングされたcanvasはよりスケールの大きなものになっている。
2位 『アワー・ソングス』 / アイドルネッサンス :2pts.
メンバー1人が脱退し6人となったアイドルネッサンスの当時の意思が垣間見えるアルバム。普通に聞けば、その頃の人気の曲をパッケージしたものだが、skitに収録されている「これまで実際のライブでの円陣の掛け声」と隠しトラックに6人で再録されたアイドルネッサンス自身にとっても特別な意味を持つ曲「どかーん」が収録された事により、「これまで」と「これから」を表現したコンセプトアルバムとしての意味を持つ一枚になった。全トラック「17」曲。隠しトラックは空白含め「17分17秒」というのも粋な話。
3位 『"4 in 1" THE OFFICIAL BOOTLEG』 / BILLIE IDLE :1.5pts.
メンバーそれぞれのソロ曲が収録されているこのミニアルバムの4曲中実際のライブで披露されたのは「どうせ消えてしまう命なら」のみ。しかも収録時のオリジナルのメンバーは日比谷で一度披露しただけである。しかしどの曲もバラエティに富んでいてとてもキャッチー。個性的なボーカルがとても活かされている曲達で、もっと多くの人に知られるべき一枚だと思う。
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