第4回アイドル楽曲大賞2015 >> 個人ページ ショウ

投票者情報


ニックネーム:ショウ


サイト:お空と靴下と推しジャン


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メジャーアイドル楽曲部門


1位 恋する感覚 / アイドルネッサンス :3.0pts.
  「みどり色の風が流れて」というアイドルネッサンスそのものを表すかのような爽やかさから始まり、「君がほら笑うたびに この胸に走る 甘い痛み」と彼女たちに恋するファンの気持ちをも代弁している。
疾走感あるメロディーと随所に入る石野理子、橋本佳奈のハモりが心地よい。この曲を聞いてしまったが最後、「そう、気付いたら もう、遅かった 止めたくても、止められない」。
2位 PLAYBACK / 私立恵比寿中学 :2.5pts.
  「生まれ変わっても そう君のままでいて」「大人になっても そう君のままでいて」という言葉から、「永遠に中学生」を標榜する彼女達が過去・未来といった壮大な時間スケールで「変わらない」こと、そして周囲の力によって変えられないために「進化」する方法を探しているように聞こえる。
そして、生き返りを意味する再生の「REBIRTH」では無く、メディアを再生する意味の「PLAY BACK」が題名となっていることから、彼女達だけでなくファンもこの曲を聞いて変わらずにいて欲しいという制作側の想いが溢れている。
3位 勇気のシルエット / 3Bjunior :2.0pts.
  約1年もの間レッスン生として陽の目を見ていなかった3B juniorが、「始発が出るまでの朝焼けが 誰もいないホームを照らす」という歌詞と共に夜明けを迎え、自らを鼓舞するかのような曲を駆け抜け、最後のサビ裏で流れるトランペットがその門出を祝福しているかのようだ。
再帰を誓い辛酸を舐めながらもメンバを引っ張ってきた奥澤レイナと雨宮かのんの落ちサビが泣ける。
4位 真夏のBeeeeeeaM. / 吉田凜音 :1.5pts.
  アクの強い吉田凜音の歌声がアイドルらしい爽やかなメロディーにより中和され心地よい響きとなり、ありきたりなアイドル楽曲が吉田凜音という強烈な個性により存在感を示せるという、歌い手と楽曲がWin-Winの関係になる好例となっている。
5位 I.D.O.L.R.A.P / lyrical school :1.0pts.
  RHYMESTER、K DUB SHINE、SOUL SCREAMといった日本語HIPHOPのクラッシックをこれでもかと元ネタとして使用していると思ったら、それもそのはず彼らを敬愛するROMANCREWのALI-KICKが楽曲を作成している。入りのアカペラが挑戦的に響く。

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 Unchanging end Roll / 校庭カメラガール :3.0pts.
  全編にわたり、希望や絶望、夢や現実に翻弄される苦悩や葛藤が溢れている。そんな想いを抱えながらも生きるヒントが最後のサビでそっと提示された時、裏で流れていたメロディの淡々とした優しさに気付く。
2位 ちいさな ちいさな / わーすた :2.5pts.
  大切な人の思いやりを「せっせっせとせっせっせと」に代弁させる想像力と、途中でテンポを大きく変える大胆さを、シンプルなメッセージが暖かく包み込み心地よい懐かしさを感じさせる。
「ちいさなちいさな」が昔の自分、あなたの背中、そして「あなた」のことを今では理解できていると思い込んでいる「わたし」にかけられているようだ。
3位 夢?幻?ドロップス / 963(くるみ) :2.0pts.
  2015年下半期に現れた福岡県久留米市のロコドル963。幻想的な楽曲と、彼女達の生気乏しい表情と声が化学反応を起こし、夢を見ているかのような世界観に吸い込まれる。
少女の刹那を切り取る手法を煌めきとは逆ベクトルに表現しており、ある意味でこの瞬間しか見れない貴重で奇跡的な作品となっている。
4位 I LOVE 長野 / パラレルドリーム :1.5pts.
  ロコドルらしく地元の名所を随所に散りばめた姿勢に好感が持てる。特にサビで「善光寺~♪ぜぜぜ善光寺~♪」とエコー交じりに愛を語る姿には、名前の由来とも言われている本田善光も黄泉の国で微笑んでいるのではないだろうか。
5位 夜空を全部 / sora tob sakana :1.0pts.
  タイトルに相応しい星が降り注ぐようなピアノのイントロが印象的。楽曲と歌の完成度のギャップにずっこけるが、なんとも言えない味になっている。

推し箱部門


アイドルネッサンス
  メンバのパーソナリティからHP・衣装を含むトータルデザイン、楽曲選択のセンスからパフォーマンス内容まで、グループ色の統一性が高く活動開始から1年以上経っても一貫していて戦略性の高さが覗える。SMAという大手の安心感も大きい。