アルバム部門
1位 『PL4E』 / Faint★Star :3.0pts.
アゲハスプリングスの本気、というよりかは「トマパイ以降のアイドルシーン」に対してトマパイチームから確信を持って送られたメッセージなのかな、と感じました。ただ良い曲っただけでもなく、単に「シーズン2」でもなく、「新章」とか「リブート」った言葉が似合うアルバムになっていると思います。
2位 『WWDD』 / でんぱ組.inc :2.0pts.
個人的にこのアルバムは、「ダンス ダンス ダンス」とか「檸檬色」みたいな普通の楽曲を普通に歌って踊れている今のでんぱ組の象徴だと思います。
でんぱっぽさって、いわゆる「電波ソング」という曲調と、「マイナスからのスタートなめんな」っていう部分に表れてたと思います。けど、それってでんぱ組のサクセスストーリーと共に効かなくなってきた面もあると思いまして。その代わりに「クールジャパン」的な文脈の曲を全力で演じた上に、圧倒的な多幸感を上乗せしていった結果がこのアルバムですね。
「生きる場所なんてどこにも無かった」と歌っていた彼女たちが、「君の未来を明るく照らすなんて お茶の子さいさいさい」なんて歌えるなんて、これこそアイドルの1番理想的形だと思いますけどね。
3位 『SPOT』 / lyrical school :1.0pts.
リリスクって、もはやアイドル版RIP SLYMEだと思うのは僕だけでしょうか。最高にかっこいいダンスチューンも、メロウに聴かせることも大得意で、その上パフォーマンスからビジュアルまで洗練されてるのにキャッチーで。一見さんを一瞬で掴んで離さない感じとか。フェスとか絶対強いと思うんですけどね。
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