メジャーアイドル楽曲部門
1位 J.A.N.A.I.C.A. / チームしゃちほこ :3.0pts.
まず、この楽曲はただのノリの良いパラパラ風イケイケ楽曲ではない。
過去の史実を現代風に捉え、現代風にアレンジした挑戦的な楽曲である。
名古屋発祥説もある世直しを訴える民衆運動「ええじゃないか」
民衆が仮装しながら囃子言葉の「ええじゃないか」等を連呼しながら集団で町々を巡って熱狂的に踊ったという「ええじゃないか」は、推し色のグッズを装備して全国を飛び回るアイドルヲタクの姿そのもの。
そして「ええじゃないか踊り」の手の動きは現代でいうとパラパラの振りに限りなく近い。
そのように考えるとチームしゃちほこという名古屋のアイドルが歌い踊る事に意味があるという事が分かる。
「J.A.N.A.I.C.A.」は将来に残すべき聴く現代版歴史絵巻だと言えよう。
2位 14才のおしえて / ずんね from JC-WC :2.5pts.
大森靖子節が効いた独特の楽曲+ロリコンで有名なサクライケンタ編曲。
メンバーに偏愛を抱く二人が少女の儚さと危うさを見事に共存させて昇華。
「大好き」というささやきを最高の状態で聴くためにヘッドフォンで聴くべき。
3位 猫になりたい! / 寺嶋由芙 :2.0pts.
正統派ソロアイドルらしい王道ラブソング。
クセになるテンポと歌詞の響きの語呂の良さ。
曲の盛り上がりと共にドキドキが高まりキュンキュンさせてくれる。
普通の恋をしたことのないアイドルオタク達が思い描く
「普通の女の子の恋」の理想系をなぞるバイブルのような一曲。
4位 シャンプーハット / チームしゃちほこ :1.5pts.
オシャレで今風の楽曲に定評のあるunBORDEレーベル。
今まで散々攻めた曲ばかり作ってきたチームしゃちほこ運営が、
ゲスの極み乙女。の川谷絵音を引っ張り出してきてやっと普通のアイドルソングを作ったら良曲になりました。
メンバー毎にラジオDJ編、高校教師編、ラブレター編などといった歌詞朗読版があり、一曲で7度楽しめる。
5位 NEON / POP :1.0pts.
バキバキの楽曲に個性のあるメンバーの声が乗ることによってメリハリのあるアイドルソングとして絶妙のバランスで成り立っていて面白い。
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