MV部門
1位 愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間 / アンジュルム :3.5pts.
出来に手応えがあったんなら二匹目のドジョウ三匹目のドジョウを狙ったってよかった。でもこの曲の二番煎じはアンジュルムにはついぞ現れなかった。それがこの曲の特殊性を表している。世界観やメッセージを真似すりゃいいってもんじゃない、何か特異な完成度がこの曲にはある。それが伝わったからこそのこのMVでもあっただろう。
2位 タデ食う虫もLike it! / アンジュルム :3pts.
“誰もこのハンパなさわかってない”と四方八方闇雲にフラストレーションをぶつけていたFIGHTING NINE。そこから7つのツアーを重ね、辿り着いた境地が「十人十色」だった。その確信を携えて半年後に活写されたこのMV。ここがアンジュルムのヴァンテージ・ポイント。建物の屋上という《見晴らしのいい場所》で撮影されたのは偶然ではない。
3位 忘れてあげる / アンジュルム :2.5pts.
キレイだ((c)スキマスイッチ)。
4位 地球は今日も愛を育む / スマイレージ :1.5pts.
思えば遠くへ来たもんだ。スマイレージが別の宇宙で出会った氷点下レゲエ。でこちょは無慈悲な火星の女王。
5位 キソクタダシクウツクシク / アンジュルム :1pts.
80年代MTV風。世が世なら9分台くらいの長尺版が作られていたはず。
6位 エイティーン エモーション / スマイレージ :0.5pts.
ほとんど揃いの作り衣装のスマイレージで、晩年になってやっと出てきた全員バラバラ私服風衣装。田村芽実のスポーティファッションが特にカッコいい。当時15歳。楽曲はBOOWYのある側面を上手~く掬い取ったポップロック。
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