℃-ute楽曲大賞2006-2017 >> 個人ページ bbrsun

投票者情報


ニックネーム:bbrsun


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楽曲部門


1位 誘惑の休日 :5pts.
  上位2曲はカップリング曲になったが、特に「誘惑の休日」はなぜA面にしなかったのかが不思議なほど。AメロそしてBメロのハモりで高められる期待と不安、それとサビのキラキラした開放感のコントラストが素晴らしい。編曲も秀逸で、ピアノのオスティナートをここまで執拗にぶっ込んでくるアイドル曲を私は知らないし、何と言ってもサビ前の「無音」。無音がリズムを作り、一瞬で転調と場面転換、そして曲の空気まで変えてしまう、何と見事な展開であることか。名曲としか言いようがない。
2位 JUMP :2.5pts.
  ハロプロのカップリング曲(この言葉自体死語になりつつあるが)の中でもここまで歌い続けられることで成長した曲も珍しいのではないか。もちろんつんく♂氏はこの曲が℃-uteが続く限りのアンセムとなるようにと思いを込めていたのだろうが、ここまでTeam ℃-uteの一体感の象徴となる曲に育つと果たして考えていたのだろうか。この曲に関しては細かいことは言う必要はない。ただ、℃-ute最初の単独ライブのさらに最初に歌われたこの曲、SSAの最後の最後は、他のどの曲でもなく、この曲のサビをヲタが会場内に轟かせて終わって欲しい。それで良いではないか。それしかないではないか。
3位 大きな愛でもてなして (2012 神聖なる Ver.) / 中島早貴、萩原舞 :1pts.
  やはりこの曲は外す訳にはいかない。曲全体を包む多幸感の中に少し切なさの味付けを加えた楽曲、「ジェニーはご機嫌ななめ」を下敷きにしていると言われるけれど、そういうものを感じさせないのがつんく♂氏の才能のなせる業だろう。ここでは推しがフィーチャーされていることもあって「2012神聖なるVer.」を採った。アレンジはバロックのメリスマ。天使が2人で歌ってるからか。
4位 タイムカプセル :1pts.
  初期アルバム曲の中でどうしても外すことができない曲。なんでつんく♂氏はこんな歌詞を書けるのかと不思議に思い、また少女の心の浮遊感みたいなものを映す少し切なげな曲調。この曲を歌うには、今のハロプロのグループはどこもちょっと大人びてしまったようだが、しかしあまり子ども子どもした歌い方でもダメなのだ。
5位 Danceでバコーン! :0.5pts.
  どうせ多くの人が投票しているだろうが、私も℃-uteを本格的に意識するきっかけになった曲として最後に挙げさせてもらう。℃-uteの窮地を救い、後々の路線を決定づけたキラーチューン。うどん食べたい。

アルバム部門


1位 キューティークイーン VOL.1 :3pts.
  ハロプロの1stアルバムが気合いの入った名曲の揃う名盤となるのは他のグループにも見られることだが、このアルバムも然り。インディーズシングル曲以外にも、As Oneのように、彼女たちが大人になってもしっかり歌い継げるような名作もあり、完成度が高い。そして、「Yes!しあわせ」「Endless Love」という太陽とシスコムーン(T&Cボンバー)の曲が2曲入っているのは、やはり村上愛の特徴ある声とキャラクターを活かして、将来的にはこの方向の曲をもっと歌わせようという意図があったのだろう。それはこのアルバムだけでかなわぬ事となった訳だが、もし脱退がなければつんく♂氏が℃-uteに書く曲にもいくらかは違いがあったのだろうと考えるのも興味深い。
2位 ⑧ Queen of J-POP :2pts.
  アルバムとして、最も構成感があって、「ベーグル」で規定された幸福感、満たされた優しさを、誰をフィーチャーしたどのような曲調の曲が続いても最後まで保っている。ある意味つんく♂氏プロデュースによる℃-uteの集大成と言っていい作品だと思う。
3位 超WONDERFUL!⑥ :1pts.
  最後をどれにするかは非常に迷ったが、「ダンバコ」の後に「3番ホーム3両目」「キャンパスライフ」という妄想かき立て曲を入れ込んだ心憎さに結局これを選んだ。Midnight Temptationもこれに収録のアルバム曲であることを考えると、やはりアルバム曲、カップリング曲の強力さには驚かざるを得ない。

推しメン部門


中島早貴
  推しであることを度外視しても、5人の℃-uteに、なっきぃがいない形を想像できるTeam ℃-uteがいるだろうか。また、もしなっきぃが最初からいなかったら、あるいは途中でなっきぃが卒業していたら、℃-uteがここまで長く続き、ここまで圧倒的なパフォーマンスのグループに成長することができたであろうか。彼女のダンスはもちろん、常にメンバー、ヲタだけではなくスタッフの目線も加えて行動できる絶妙なバランス感覚は、℃-uteに限らず、多分ハロプロの現在のメンバーで他に真似できる人はいないと思うし、今後も出てこないのではないか。これからもこの世界でしっかり存在を残せる人だと思うので、女優としての新たなステップに期待している。