MV部門
1位 勇敢なダンス / モーニング娘。'24 :3pts.
これを書いてるのはあゆみん卒紺を現地で見届けた3日後なのでその影響が大いにあるような気はしますが、投票期間的に仕方ない。返す返す偉大な足跡でありました。さてそんな石田亜佑美さんの表芸大看板としてのダンスを前面に押し出した内容となっていまして、ロケーションや撮影手法も含め恰好よさがより引き立つ演出で実現した迫力の映像。メンバーとのダンスによる掛け合いはもう誰もが思ったでしょうけどエモみ爆発。青い炎が各人に受け渡される継承式です。1Aメロの小田・羽賀にはじまり最後は17・16期→15期→牧野・横山と繋いで生田と野中で締めたところに特別な意味のありやなしや。
2位 青春エクサバイト / つばきファクトリー :2pts.
これも1位と同じく卒業絡みの話題になってしまうのですが、Promotion editがYouTubeにアップロードされたのがいまやインフルエンサーとなった新沼希空さんラストライブ当日終演と同時、作中に出てくるスマホの時刻表示にも意味があるという現代的でメディア横断的な仕掛けの面白さ。あとは我らがベビキャメ(暫定名称)出演作で最初に世に出たのがこれです。俺のレッサーレッサー!みはみは可愛いよみはみは!(やかましい)まあ真面目な話、新人の最初のビジュアルイメージが服装もライティングも明るいこの曲だったのは良いこと。
3位 Good Luckの胸騒ぎ / OCHA NORMA :1pts.
1コーラス1シーンと極めてカット数を少なくする特徴的な構成。世の映像作品に類例は数多あれど、女性アイドルのMVでどれだけあるかは寡聞にして知らずとりあえずハロプロではあまり記憶にありません。さるアミューズメント施設(ちなみにアンジュルム「悔しいわ」と同じロケ地)を奔走するOCHAメンと撮影スタッフはさぞや大変だったことだろうと思われる。しかし落ちサビで駆け上がった屋上ヘリポート、曇天を背に一人佇立する米村姫良々さんが手を翳すや…ここでカットが変わるのだがこれが実に爽快というか効果的な演出として機能しており感嘆しました。あえてカット数絞ったのはここのためかと思わせてくれる。
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