楽曲部門
1位 なんだかセンチメンタルな時の歌 / モーニング娘。'24 :3pts.
古いレコードを再生した様なピアノの調べで始まる厳かなイントロから一気に別世界へとリスナーを連れ去っていく、娘。楽曲の中でも特に異質でアヴァンギャルドな世紀の奇曲。
ダウナーなビートの上に異常な言葉数を詰め込んだ歌が呪詛のように繰り広げられる展開はあっけに取られる程の妖気を放っている。
突然の速弾きと逆再生のヴォーカルが混ざり合う発狂寸前の間奏パートも凄まじく濃密。
つんく♂にしか絶対に作り得ない行き過ぎてしまった世界観を感じて「これぞハロヲタの醍醐味！」と快哉を叫んでしまう、変態ファンにとっては堪らない特級珍味的怪作。
2位 トウキョウ・ブラー / Juice=Juice :2.5pts.
ままならない恋に迷いながらも別れを告げる女性の決心を描いた、都会的な情緒溢れる一曲。
エレガントでクールに洗練されたアレンジを完璧に表現するメンバーの高いスキルが素晴らしい。
段原瑠々から松永里愛へと繋がれるブリッジ部分のヴォーカルパフォーマンスは筆舌に尽くしがたい美しさ。
現在のJ=Jが誇る圧倒的な歌唱力と無欠の完成度を証明する気高く力強い作品。
3位 カモン・ミックス! / GOODM!X :1.5pts.
「つぶグミ」発売30周年を記念したコラボ企画によるシャッフルユニットのデビュー曲。
本来のグループから離れる事により、逆に各々が持つポップでキュートなアイドルらしい魅力が遺憾なく発揮されている所がたまらなく魅力的。
フレッシュかつ実力のあるメンバーを的確にチョイスした春日井製菓サイドのセンスも高く評価したい。
4位 Power Flower ～今こそ一丸となれ～ / つばきファクトリー :1.5pts.
清楚な雰囲気や切なさを感じさせる曲が多いつばきの中では異彩を放つ、アップテンポに盛り上がる灼熱のダンスホールレゲエ。
リトキャメ世代の確かな成長を感じさせるパフォーマンスが見物。
センター的な役割で躍動する福田真琳さんがイケメン過ぎます。
5位 Peek a Boo / OCHA NORMA [米村姫良々、田代すみれ、北原もも、筒井澪心] :1.5pts.
ジャジーでアーバンなキャバレー風の曲調が妖艶さを醸し出す魅惑のダンスポップナンバー。
K-POP勢も顔負けのハイスキルとハロプロ特有の粘っこいファンクネスが融合した、新時代の到来を感じさせる佳曲。
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