楽曲部門
1位 灰toダイヤモンド / BEYOOOOONDS :3pts.
作曲者からも、この楽曲の特徴として、アカペラ4声、ダブル主旋律、ソロパートの応酬という話ですが、特に評価しているところを以下に。
Aメロのダブル主旋律の緩急。これ、コールが入れやすい隙間をも意味するが、コールが入れやすいことより、Aメロとして言葉を詰め込まず、スロースタートなところが良い。
Bメロは、ソロパートによるおっかけヴォーカル(合計7名)と、その裏で4声のイントロと同じハモコーラスでのバッキング、そのソロのラストがダブル主旋律となっており、サビの盛り上がり展開に導いていく見事さ。
グループアイドルの醍醐味は、個性の出るソロパート、2声・3声・4声などのハモリ、ソロ歌唱では不可能な追っかけリードパートや追っかけコーラス、そして大人数によるユニゾンなどと考えているが、その大半を見事に実現している。
これはハロプロ楽曲においては、HI-FINの『海岸清掃男子』以来かも⁉️
2位 圧倒的LØVE / 稲場愛香 :2.5pts.
いわゆるB'zの『BAD COMMUNICATION』ライクの覚えやすいメロディで、ややもすれば誰もが避けがちな旋律の繰り返し。こういうキャッチーなメロディの場合、AメロやBメロが余りにも蛇足だったり付け足し感があったり、サビ負けしたりするが、この曲は無駄な要素がない。
3位 LOVE is BLIND / 稲場愛香 :2pts.
まなかんにこんな表現力があるとは!?……とびっくりしました。ソロになると、従来のハロプロ楽曲とは違う曲調や違う表現力が求められるもの。そして、どこかこれまでの活動イメージどおり、ライブ映えする曲やキャッチーな曲を望んでしまう。
しかし、この曲はライブ云々ではなく、音源として素晴らしい。むしろ、ライブで音響イメージが変わってしまうより、静かなリスニングルーム(あるいはヘッドフォンで)この曲だけに浸りたい。そんな気にさせられる楽曲が、稲場愛香レパートリーとして登場するとは思っていなかったし、そこまでの歌唱力と声色を用いるソロ展開に期待していなかった分、サプライズ的な喜びがある。
4位 美々たる一撃 / アンジュルム :1.5pts.
今年一番アンジュルムらしい1曲。
5位 Peek a Boo / OCHA NORMA [米村姫良々、田代すみれ、北原もも、筒井澪心] :1pts.
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