楽曲部門
1位 灰toダイヤモンド / BEYOOOOONDS :3pts.
初めて聞いたときからこれは今年の楽曲大賞候補だなと思いました。強いて言うなら曲のタイトルが安直とも思いましたが、BTSのダイナマイト→ダイヤモンドという言葉遊び的な連想は流石。
イントロが短くていきなりサビに直結するのも現代風で、将来サブスクリプションで配信されることも踏まえた曲構成なのかなとも感じました。
グループとしての音域が広い特徴を活かしたコーラスワークの素晴らしさに関しては言うまでもないです。
2位 最KIYOU / モーニング娘。'24 :2.5pts.
ニュージャックスウィングを持ってくるあたりはしっかりトレンドを追っているなと思いつつ、リズミカルな楽曲は近年のモーニング娘。に合ってると思います。
女性NJSといえばのジャネット・ジャクソンをオマージュしたダンスも納得感あり。
「最器用」という造語で歌詞の世界観を構築してしまう児玉雨子先生の腕力に脱帽です。
3位 トウキョウ・ブラー / Juice=Juice :2pts.
「愛してる やっぱ愛してない」の天才的な歌い出しで一気につかまれました。
一聴すると疾走感のあるシティ・ポップ風ですが、Bメロからロックな曲調になり低音を聞かせたメロからサビで一気に立ち上がる感じの解放感が心地よいです。
サビ前で転調するために1サビ終わりの間奏で復調してますが、多少強引にも感じる転調はクセになる感じ。アウトロでも同じフレーズが使われていてそこでは転調しないで終わるというところも面白いです。
4位 Super Duper Sugar Power / OCHA NORMA :1.5pts.
Super Duperのウィスパーボイスに持っていかれます。サビ頭の「So, we are!」が気持ちいい。OCHA NORMAというグループが持っているティーンのパーティー感とも合っていて、もっとパフォーマンスして欲しい楽曲。
あと低音が効いているインストもカッコいい。
曲調的に℃-uteの「羨んじゃう」やJuice=Juiceの「vivid midnight」を思い出しましたが、あれも児玉雨子さんの詞でしたね。
5位 キュン or NOT / 道重さゆみ :1pts.
道重さんの声質とシンセポップ風の楽曲は相性が抜群。「キュン」の繰り返しと字数の多い早口な歌い回しが爽快で中毒性があります。
大森靖子による「私が考える最高のアイドル・道重さゆみ」の世界観のイメージがどうしても強いですが、私はむしろ非大森楽曲にもっとスポットが当たって欲しいなと思います。
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