楽曲部門
1位 すっごいFEVER! / モーニング娘。'23 :3pts.
最後の最後まで2位とどちらを上にするか悩みに悩んだけれど、つんく♂ファンクはやはり裏切れなかった…!
ブラスの気持ち良さ・ベース&ギターのカッコよさ・男性ボイスの中毒性・現場の楽しさもとにかく『すっごい』一曲ながら、ひたすらアイドル賛歌とも言える歌詞を譜久村卒業&17期加入シングルに持ってくるという心意気にまた痺れる。
楽しくて賑やかな楽曲なのに何だか少し寂しくなってくるところもまた真骨頂。
2位 行かなくちゃ / アンジュルム [竹内朱莉] :2.5pts.
『スマイレージ』という過去に甘えず『アンジュルム』としての形を模索し続けてきたあやちょとは対照的に、『スマイレージ』も『アンジュルム』の一部だと肯定し内包して歩んでいくという物語を見せてくれた彼女の終着点として、そしてこれからの出発点としてぴったりの卒業曲。
ともすれば後ろ向きに受け取られそうなタイトルを「行かなくちゃ見つからない」とポジティブな言葉に据えているのは流石の手腕。
「明かり」や「煌々舞踊」を思わせるキーワードなどから溢れる愛の嵐、そして大サビの「それしかなかった それしかなかった」のフレーズで涙腺決壊しました。走り出すきっかけなんてきっとそれで良いんだよね。
3位 プライド・ブライト / Juice=Juice :2pts.
「まさしく、こういうJuice=Juiceの新曲が聞きたかった!」という保守的な感想なのかもしれないけど、やはりグループイメージにドンピシャの楽曲が来ると強い。
勢いとパワーを感じるサウンド面も勿論のこと「だめ…だめ…前向いて」「私は幼い?」と、たったそれだけの言葉で楽曲全体の印象をガラリと変えてくる仕掛けなど、作詞家としての山崎あおいの凄さも改めて思い知った一曲。
4位 HEAVY GATE / モーニング娘。'23 :1.5pts.
大音量で聴くと一気に印象が変わって本当に驚いた。
一度良さを知ってしまうと他の楽曲では満たされなくなってしまいそうくらい、病的なほどに重厚なEDM。
卒業・巣立ち・旅立ちを目前に迎えた葛藤と決意で揺れ動く歌詞もその後の「すっごいFEVER!」に繋がると思うと泣ける。
5位 同窓生 / アンジュルム :1pts.
スマイレージから改名以降、離れてはいたけど「ちゃんと見守ってたよ」と言わんばかりにつんく♂氏の優しさと感謝、愛で溢れた楽曲。
「実はどれくらい幸せだったかわかってるさ」って泣いちゃうよそんなの。
一言ではちょっと言い表せないくらい刺さってしまった、近年つんく♂氏が贈った卒業曲の中でも個人的に会心の出来だと思ってます。
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