楽曲部門
1位 Hey! Unfair Baby / モーニング娘。'21 :3pts.
2019年当時ハロステで公開された時には何という怪曲だと思ったのだが、今聞くとやっぱり凄まじい怪曲。
曲展開が徹頭徹尾ぶっ飛んでるし、サビへの強引な突入もイカれてる。
Cメロ?がめっちゃダサいし(なんかプニャプニャ鳴ってるの何?)、
歌詞もわけわからんし、普通アイドル,しかもアイドルの総本山モーニング娘。に「ケツ拭くのあんただろ?」とか歌わせるか??
何から何まで突っ込みまくりながら聴くのだが、この感覚を楽しめるのはつんく楽曲、殊にハロプロの世界だけなのである。圧倒的唯一無二。
ディストーション強めのギターにデジタルサウンドが絡みまくる編曲もかーなり中毒性が高く、どんどん辞められなくなるんだよな。
ということで今年の1位です。
やっぱりつんくはやべぇ。
2位 愛してナンが悪い!? / モーニング娘。'21 :2.5pts.
やはり名盤となった16 That's J-POPの1曲目を飾るのがこんなダークな曲になるとは予想だにしなかった。
最初Depeche Modeかよと思った位。
ダークなんだけど全編を通じて突き進んでいく力強さ、野心、燃え上がる情熱みたいなものがみなぎってて、ビシビシ伝わってくるところがとんでもなくアツい。
ラップでいったんクールダウンしてからのサビの爆発力が痛快すぎる。
やっぱりつんくはやべぇ。
3位 約束・連絡・記念日 / つばきファクトリー :2pts.
ラテン風の哀愁メロディが典型的ハロプロ楽曲と最初は思ったのだが、サビでの変拍子の連続がかなり癖が強く、堪らない。歌詞も色々と解釈出来る世界観で児玉雨子さんの最高傑作とすら感じる。
大久保薫神の編曲は良く聞くと細かい音が絶妙に沢山詰まっていてこだわりが凄い。
そして、何といってもつばきファクトリー武道館公演でのこの曲はメンバー全員の鬼気迫るパフォーマンスに心打たれました。
今年つばきは良曲が多かったが、私の中ではこの曲が1位です
(恋すればエスカルゴにならなくてよかったよホントw)。
4位 はっきりしようぜ / アンジュルム :1.5pts.
スターダストレビューというバンドはバラードバンドのイメージが強くて正直ずっと敬遠していたのだが、この曲からはロックンロールを感じた。歌詞はコロナ禍での苛立ちを歌っている様にも感じられるし、受け取り様によっては権力者への皮肉にも聞こえてくる。それをアンジュルムが歌うんだから最強になる以外の道は無い。落ちサビの上國料さんが神の領域。いつ聞いても気持ちいい。。スターダストレビューの原曲も鬼リピしました。そちらは生音中心で渋くてまた良いんだよなぁ。
5位 Upside down girl / ハロプロ研修生 :1pts.
疾走感溢れる80年代感全開のナンバー。シンセサイザーの音がこれでもかって位にエグくて、焦燥感を演出。研修生の心の内を歌った歌詞が素晴らしく、ライバル達との複雑な関係,揺れ動く心模様を鮮やかに、生々しく描き切っていると感じた。聴くたびに熱いものがこみ上げてくる。Aメロのメロディはいかにもつんく節でこの感じもハロプロでしか味わえない世界。名曲。
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