第20回ハロプロ楽曲大賞'21 >> 個人ページ まさ@長野

投票者情報


ニックネーム:まさ@長野


楽曲部門


1位 きみの登場 / ハロプロ研修生 :3pts.
  今年のベストイントロなのは誰もが認めるところ。ユニゾン中心なところは研修生曲らしいが、それを抜きにしても今年の最高曲だと思う。素人の自分が聴いても盛り上がる曲のテクニックが多用されているように感じる。新グループメンバーが抜けたバージョンで印象的なパートを担当する橋田・小野田・平山の3人はこの一年で特に大きな進歩を遂げていて、なぜ新グループに選抜されなかったのかと思ったが、事務所がこの後の展開を見据えてであると信じたい。しばらく「研修生といえば」の代表格になると思うし、この曲をパフォーマンスしたいと研修生を志望する人も増えるのではないか。
2位 このまま! / モーニング娘。'21 :2.5pts.
  まず今回のライナーノーツでプロデューサーつんくがハロプロに戻ってきたと感じたのは自分だけではないと思う。総合Pを退任して以来、今一つ他人事なコメントだったが、今回はかなり熱い。退任後のメンバーである15期には直接ヒアリングし、デビュー前に離れることになった研修生の牧野・羽賀・加賀に対してのコメントにも気持ちが入っている。何よりもアルバムにラブペディアと人間関係が「入ってしまった」ことに対しかなり残念がっているように見受けられる。つんく曲に関しては甲乙つけがたいが最も娘。らしい曲であり、ハロー!プロジェクトにつんくが帰ってきたと宣言するに値する一曲だろう。
3位 ミステイク / ハロプロ研修生ユニット :2pts.
  今年の楽曲大賞は後年研修生の強さが語られる年になりそうだ。ハロドリ。によって昨年まず多くのファンに顔と名前を一致させ、アンジュルムに即戦力を投入した。そして今年は各メンバーの水準の高さを見せつけている。そんな中、築いた和を乱さぬよう慎重に選抜された4人(5人であったことは忘れた)。そんな研修生ユニット改めハロー!プロジェクト新グループの歌いこまれた1曲。聴く方としてもこれだけ回数を経ると飽きてもいいのにどんどん良さを感じてくる。新人にすらなっていない彼女たちから憂いを感じてしまうほどだ。さらに4人の追加メンバーも歌える喜びを込めており、さらに厚みを増した。来年の最優秀新人賞に向けて期待せずにはいられない。ただ、アクセントになっている斉藤まどぴの出番が減ってしまったことだけが残念。
4位 マサユメ / つばきファクトリー :1.5pts.
  今年強かったのは研修生と中島卓偉。この曲は他に比べちょっと影が薄くなりがちだったつばきファクトリーに大逆転の勢いを与えた。きっとこの曲は中島卓偉自身が歌いたい曲なんだろうなと感じた。でもしっかり歌いこなすのがつばきの実力。主力のサブリーダーを失い、合同オーディションのはずれの方と揶揄された周囲の印象を払拭した。そしてその上での将来有望な新メンバーの投入。武道館公演も難なくこなし、しっかりハロプロの柱となった。ニューシングルもよかったが、前体制で最高を出しておいたのが重要。
5位 DOWN TOWN / Juice=Juice :1pts.
  ハロプロの魅力の一つに豊富な楽曲資産があるが、アップフロントの楽曲資産を大事にしているのもまたハロプロの魅力。アリス・バンバン・KAN・森高千里・・・・。DOWN TOWNはその前に山崎会長が関わった曲。世界的な日本のシティーポップブームに乗ったと思いきやしっかり縁があるとは驚き。この曲をアイドルの最高峰と呼ばれるJuice=Juiceが期待に違わぬパフォーマンスを実現した。有名なカバーもある中、この曲も新しい解釈として日本のポップスの歴史にしっかりとした足跡を残すだろう。そして山下竹内夫妻に歓迎され、普段ヤングタウンで流される曲にあまり関心を示さないという演出がされる中、明石家さんまが身を乗り出して思い出話に花を咲かせたこともこの曲に箔をつけたと思う。

MV部門


1位 純情エビデンス / モーニング娘。'20 :3pts.
  「今のモーニング娘。が最高のモーニング娘。」とは歴代リーダー高橋愛の言葉だが、本当に実現しているところがモーニング娘。のすごいところ。ダンスレベルの高いところを疾走感のある映像で遺憾なく発揮している。老若男女を問わずかっこいいと感じさせるのがモーニング娘。の魅力であり宿命だと思う。
2位 フレフレ・エブリデイ / BEYOOOOONDS :2pts.
  多幸感は大事。それも数多くのハロプロ初を経験した彼女たちだからこそ余計に印象付けられる。各メンバーに高い才能がありその方向性がバラバラ。研修生がメインといってもその多くは他のアイドルや養成機関からの移籍、追加メンバーに至っては成人近くまでアイドルと無縁の環境にいた。歳もバラバラの彼女たちが朗らかにパフォーマンスをしているのを見ると誰もが勇気づけられるのではないか。そもそもタイアップではあるがさらに本当のCMを入れてしまう斬新さにも脱帽。少なくともハロプロファンは北野プロデューサーが「世界の北野」とまた違った才能があることを知っている。1月からのプロジェクトをみんなで伝説にしましょう。
3位 DOWN TOWN / Juice=Juice :1pts.
  リアルOL世代の金澤さんや稲葉さんも、実はJCJKの工藤さんや松永さんもスーツ姿がきまっている。愛嬌のあるカッコよさが満載のMV。歌の良さを増幅させている。派手さがないだけに素の魅力が感じられて好感が持てる。植村リーダー体制のこれからも期待。

YouTube部門


1位 【ハロ!ステ#383】Juice=Juice&つばきファクトリー新メンバー発表スペシャル! | ハロ!ステ | :3pts.
  何年たってもドキドキしてキュンとなりたいのはファンの常。群雄割拠のアイドル界、これだけの人材を確保できたのは大収穫だったと思う。個人的に注目はこの若さにして第二の芸能人生を歩むことになったつばきの河西。首都圏の空白地帯だった山梨からというのも重要。他のメンバーも即戦力で特につばきの印象はガラッと変わった。Juiceの3人もいきなり最高峰に立たされ苦労は絶えないと思うが、しっかりしがみ付いていて立派。改めて見ると今と全く違う初々しさがあって面白い。
2位 SeasoningSからCHICA#TETSU、雨ノ森 川海へのお知らせ【BEYOOOOONDS】 | BEYOOOOONDS | 全員 :2.5pts.
  BEYOOOOONDSの重大発表映像として同じ素材からの第2弾であるがこちらは既存の2グループの反応が見もの。ファーストアルバムで追加メンバー3人のオリジナル曲があるというだけで泣いて喜んだ仲間たちが再び喜びを爆発させるところが本当に愛を感じる。主演舞台も史上最高の呼び声が高く、今後のグループ・各ユニットの活躍が楽しみだ。
3位 つばきファクトリー 新メンバー メンバーカラー発表! | つばきファクトリー | 河西結心、八木栞、福田真琳、豫風瑠乃 :2pts.
  最近一部ハロステ。でもできるようになったが、今重大発表の主力はYouTubeとなり、地域的な格差は以前より小さくなった。メンバーカラーの発表は合格発表ほどのドキドキ感はないが、重大であることに違いはない。結果としては妥当なところだが、こぶしのために避けていた色が割り当てられる傾向にあり感慨深い。興味深かったのはぶどう色(山梨交通路線バス色)の河西とルノー色の豫風。
4位 モーニング娘。'21 小田さくら ケンタッキー愛を語りたい!!with 岡村ほまれ | モーニング娘。'21 | 小田さくら、岡村ほまれ :1.5pts.
  好きが高じて自発的にコマーシャルしてしまうところが面白い。そして部位毎の食べ方や味の違いについて実際勉強になった。聞き手のほまたんも出すぎず好感が持てた。KFC公式からの反応もあり、とてもよかったと思う。
5位 ハロプロ研修生ユニット 米村姫良々・中山夏月姫・斉藤円香・西﨑美空「キャプテン・リノ」遊んでみた! | ハロプロ研修生 | その他 :1pts.
  この映像の主人公は最後まで見ればわかる通り、この勝負に万全の準備をしてきた斉藤。そして期待通り負けている。これがアイドルとして大正解。一方でゲームの魅力もわかりとても楽しめた。今後、慣例でいけば研修生歴の浅さを逆転し、年長者の彼女がリーダーとなる。どんな新グループになっていくか楽しみだ。

推しメン部門


羽賀朱音 / モーニング娘。'21
  デビューから着実に成長を遂げてきた彼女、今年もチーム分けというイレギュラーな環境の中、その上メンバーの脱退・ドクターストップ・コロナ濃厚接触・卒業というアクシデントに見舞われた中、座長的役割をそつなくこなしてきた。最近腕を磨いてきたフィルムカメラ撮影ではレジェンドの高橋愛からのオファーでグッズ制作にかかわり、デビュー当初宣伝役を買って出たBEYOOOOONDSメンバーとのイベントも実現した。グループ最年少で大型犬キャラという共通点を持っていた植村あかりとも意気投合。その中でもデビュー当初からの盟友である小片リサの騒動においては当初から擁護に回り、それでいて事務所の復帰発表まで交際を控えるというバランス感覚を持ち合わせていた。M-line名古屋での登場で苦楽を共にした牧野、因縁の宮本、そして小片の4人でデビュー曲「青春小僧が泣いている」を演じた時には感慨深さもあったが、素直にかっこよかった。