楽曲部門
1位 Hey! Unfair Baby / モーニング娘。'21 :3pts.
2019年12月、代々木第一体育館。15期にとって初めてのツアーファイナルにして、14人体制の力強さを見せつけたライブの、アンコール1曲目。イントロのギターリフから、「まだまだ終わらない!大きなことが始まる!」という、ライブ会場でしか味わえない、あのアドレナリン全開の高揚感に包まれた。
ほんの数ヶ月で、世の中が大きく変わってしまった。ライブ会場で声を出すことも、立つことすら許されない。でもあの空気はKOKOROにもKARADAにも刻まれている。
あれから2年。この曲名を見ただけで一気に思い出したあの空気を思い出して、全然今年の曲じゃないけど、1位にさせて頂きます。
2位 愛されルート A or B? / アンジュルム :3pts.
純粋に「今年の曲」と考えた時、今年は差がつきにくくてかなり迷ったんですが、ちょっと突出していたなーと思ったのはこの曲でした。
アンジュルム・ハロプロに限らず、今年リリースのJ-POP楽曲で考えてもちょっと異色のカッコよさ。超個性派集団アンジュルムのデコボコな10人が、このサウンドでひとつになる。洗練と混沌が両極端になりつつある現代の音楽シーンで、両者の隙間を行くようで、なおかつ違ったベクトルから攻めたような楽曲。全てのピースが揃った曲とはこの曲みたいな曲なのかなぁと。
3位 最上級Story / つばきファクトリー :1.5pts.
つばきファクトリーの歴史を語るには、2021年という年は欠かせない年になったんじゃないでしょうか。
本当は12人の曲を選びたかったけど、これからは絶対に私たちが保障します!!!と言ってくるような、底抜けに明るくも力強い未来を歌ってくる曲。『行くぜ!つばきファクトリー』のエンディングでもさんざん聴いただけに、本当は武道館でもやって欲しかったけど、いつかライブで聴けることを願って!
4位 DOWN TOWN / Juice=Juice :1.5pts.
自粛がまだ続くどころか、飲食店の夜間営業が制限される中、真夜中近くに放送されたprecious stageの最後に…「DOWN TOWNへ繰り出そう」当時はまだ夢物語だったその言葉。でも不思議と、J=Jのメンバーに言われると、なんとなくその夢に酔いたくなった。
J=Jにとって、怒涛の2021年。それを象徴するのはこの曲じゃないのかもしれない。でも、あの時の淡い希望を思い出して。
5位 ミステイク / ハロプロ研修生ユニット :1pts.
4、5回ほど楽曲大賞に参加させて頂いていますが、初めて研修生曲に入れます。それほど見どころのある楽曲だった。増員してもこの曲だけは4人で歌い続けて欲しいなーと思ってたんですが、8人でもやっぱりいい曲はいい、ということで。
|