楽曲部門
1位 KOKORO&KARADA / モーニング娘。'20 :4pts.
ツアー初日の初披露、パッチワークみたいな変な曲だなーと思ったのは、最近のつんく♂全般に共通するファーストインプレッションでしょうか。
プロの歌手に一番必要なのは個性なので、つんく♂の貢献度は計り知れないものの、シングル曲としてこういう作品を持ってくるのはいかがなものか、というヲタは少なくないかもしれませんね。なにせ膨大な数の楽曲を世に送り出しているので、試したいことは全部試してるでしょうし、シングル曲のあるべき姿に関して、つんく♂の頭の中にあるそれと、素人の我々の思うそれとはかなり違うのかもしれません。
カノン進行で美メロみたいなわかり易さからはかけ離れていますが、わかりにくい=つまらないでは決してないし、多様性という視点では音楽ってこういうものだし、刺さる人には刺さる(陳腐な表現でいえば)スルメ曲かな。(ここから太字)好みは分かれそうですが。
2位 LOVEペディア / モーニング娘。'20 :2pts.
イントロのシンセの音ですぐわかる平田祥一郎氏アレンジ。マイナーキーですが、全体的にキラキラ明るいイメージなのはアレンジゆえでしょう。メロディラインはキャッチーだしソロパートも印象に残るし、親しみやすさからすると「KOKORO&KARADA」とは全然違うベクトルですが、モーニング娘。らしさという視点なら、同じカテゴリーですね。ディレクションの勝利。
3位 ポップミュージック / Juice=Juice :2pts.
KANさんってつんく♂以上の曲者という印象ですが、メロディメーカーとしての才能は誰もが認めるところでしょう。一度聞いただけで耳に残るメロディと印象的な歌詞の複合技で、まさにポップミュージック。一時期の真野ちゃんみたく、ハロプロユニット向けに書き下ろしすればいいのにーといつも思っています。
全然関係ないけど、YouTubeに違法アップされてるap bank fesのKANさん必見です。
4位 Borderline / Juice=Juice :1pts.
リズムのキメと歌詞のシンクロが気持ちいいですね。ファンキーでソリッドなサウンドは、みんな大好き平田祥一郎さんアレンジ。楽曲の方向性はJuice=Juiceのメジャーデビュー曲「ロマンスの途中」に通じるものを感じます。
5位 人間関係No way way / モーニング娘。'20 :1pts.
「LOVEペディア」と同じメロディに違う歌詞をのせて、これまた定番の鈴木俊介氏アレンジ。「LOVEペディア」よりクールな味付けでカッコいいです。
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