楽曲部門
1位 人生Blues / モーニング娘。'19 :2pts.
ずーっと同じフレーズの繰り返しが何種類も続く極めてアブストラクトな前半からイキナリ木に竹を接いだ様な歌謡曲みたいなメロディが繋がる後半。「Blues」だけど全然ブルースじゃ無いマッド感。それがライブになるとアラフシギ、モーニング娘。'19のゴリゴリのパフォーマンスでココロに刺さるエモーショナルな一曲に。つんく♂マジック2019。
2位 赤いイヤホン / アンジュルム :2pts.
ダークなアンジュルム。「イーヤホンで！」と恋を夢見て泣いていた１５歳の少女が、大人の女性になるにつれ「バッグの底のイヤホン」を引っ張り出し「男なんかの優しさに 女はもう縛られない」と歌う様になる。スマイレージ〜アンジュルムはその何方も歌える、表現出来るグループになったのだ。
3位 もう一歩 / アンジュルム :2pts.
ライブの初見で衝撃を受ける。歌っていてノリを作るのがとても難しそうな裏拍からの入りが連続するメロディなのに、正にアンジュルムにしか出来ない様なグルーヴを作り上げている。ライブ初披露一発目なのに。もう例えようも無くカッコ良い。ので是非またライブで何度も聞きたい。聞いて頂きたい。
4位 都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて / CHICA#TETSU :2pts.
BEYOOOOONDS関連では勿論「眼鏡」も「D･N･A」も「Waist」も良いのだがココは「深く、深く、深く、深く」「速く、速く、速く、速く」と跳ねる様な疾走感に溢れながら、なのに大変カワイイと言う「大江戸線」に一票。楽曲の持つリズムと４人のパフォーマンスが創り出すリズムがパーフェクトマッチ。
5位 We are Winner! / アップアップガールズ(2) :2pts.
「何度でも頑張ろう！」と言う趣旨の、ある意味良く有る様な歌なのだが。「さあ謳おう 未来は勝利」と言う明るいフレーズが歌詞にも有るのだが。その直前の一節が「ああ謳うよ 燃え尽きたって」とあるのにショック。他の言葉は殆ど皆「ガンバロウ」なのにこの「燃え尽きようとやるんだ」と言う趣旨の一節で、やるには「覚悟」がいるんだ、その覚悟は有るか？と問い掛けられる。「青春」の裏に有る厳しさと向かい合う姿勢。それを（２）が溌剌と歌う。
|