第18回ハロプロ楽曲大賞'19 >> 個人ページ えりもる

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ニックネーム:えりもる


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楽曲部門


1位 悪友 / 上々軍団 :4pts.
   上々軍団による希代の名曲。上々軍団の二人が書き、二人が歌うからこそ意味をなすこの曲は、等身大の上々軍団の姿をそのまま表している。崇高な思想も、純白な美談もいらない。泥と汗と涙に汚れた青春こそが俺たちの青春であり、この曲そのものである。この曲を聴くとき人は自分の学生生活を想い馳せる。過ぎた人も中にいる人も、その時がその人を作り上げていることを自覚する。人間の土台は青春なのだ。しかし上々軍団は教えてくれる。青春は終わらない。いいおじさん二人の背中は、青春を未だ生き抜いている人の背中だ。この曲が、そして上々軍団が、青春の日々の思い出と、青春の終わりを教えてくれる。終わりなんてない。二人は未だ川崎だ。親友と離れ離れになったのは、上々軍団に過去いた10数名のメンバーの誰かかもしれない。昔啓太BDに行ったとき「上々軍団に入りたい」って言ったら、昔の川崎高校に通ってくれって言われたことを思い出す。
2位 恋のおスウィング / BEYOOOOONDS :2.5pts.
   劇団BEYOOOOONDSの十八番お題目、眼鏡の男の子のサブストーリー。本当のお嬢様は、満員電車になんか乗らないものよ。島倉さんと岡村さんはガチお嬢様なのか?偽お嬢様なのか?そんな話が展開する。この曲の魅力は何と言っても島倉さんの落ちサビである。遅刻しなきゃよかったの「ち」が島倉さんの魅力の全てを示している。偽お嬢様二人の変わりようが最高だ。そここそが劇団BEYOOOOONDSを支えるサブキャラクターであり、この曲のメーンキャラクターなのだ。内容ももちろんのこと、曲としての完成度も高い。音楽のことはさっぱりわからないが、劇団BEYOOOOONDSの劇中歌の色味を存分に発揮している。BEYOOOOONDS1stの物語性を肯定する曲であるのは、音楽としてもその通りである。これからの偽お嬢様二人組の未来にも思いを馳せたい。ちなみに南アフリカ編ではガチお嬢様なキャラで登場する。
3位 文化祭実行委員長の恋 / BEYOOOOONDS :2.5pts.
   ピンスポットをお願いすることから始まるこの曲。高瀬さんと江口さんのショートコント「私の名前、高瀬で〜す」。それに続く清野さんのセリフとそのイントロ、その振り付けが最高だ。さらに曲のテンポが文化祭に対するモチベーションとその焦りを感じさせる。BEYOOOOONDSといったらやはりセリフであるが、この曲のセリフの魅力は何と言っても「3年A組前田こころ せんぱいぃ」の「せんぱいぃ」であり、「オメデトー」である。セリフの魅力は語っても語り尽くせないが、この曲の魅力はもう1つある。それはやはり、インストだろう。曲の歌詞とかセリフが物語性高いのでツイ後回しになってしまうが、この曲の音楽性の高さは際立っている。サビではドラムの切れるような裏拍、メロではバスドラがこの曲を安定させてくれている。サビに入るとテレレレテレレレテレレレテレレレと歌のメロディと全く関係ないメロディが流れている。インスト聞くべし。
4位 人生Blues / モーニング娘。'19 :0.5pts.
   モーニング娘。’19唯一のシングル。青春ないと、人生ブルーっす。というシャレになっている両A面シングルであるが、2曲で1個の作品のようになっている。それゆえか1曲のインパクトが薄くなってしまっている。この曲の良いところはやはりジェットコースター並みの曲の展開である。Aメロの’15を想起させるメロディと「人生って」で歌謡曲を想起させる譜久村さんの一言がこの曲の極値を取っているといえよう。1番のAメロ、「人生って」、2番のAメロ、「人生って」と4つの極値を取る5次曲線的なこの曲は、最後のサビ譜久村さんの「人生って」で数学の域を超える。概念をぶっ壊す。だって局地の数が合わないもん。個人的に好きなのは、Bメロの歌が途切れるところにある「HEY」という低い声が入るあたり。毎回LIVEでいってるのだが、声が低くて誰も気づかず知名度が低い。似たギミックがジェラジェラのラスサビにもあるので聞いてほしい。
5位 青春Night / モーニング娘。'19 :0.5pts.
  モーニング娘。’19唯一のシングル。青春ないと、人生ブルーっす。というシャレになっている両A面シングルであるが、2曲で1個の作品のようになっている。それゆえか1曲のインパクトが薄くなってしまっている。この曲を初めて聞いた時のインパクトたるや。やはり2番に登場するガラガラゴーはつんくそのものである。壊れない愛が欲しいのに登場する「ヒビガナゲン」や独占欲に登場する「ヨヨカーン」にも通ずるものである。しかしやはり一番通ずるのはガタメキラである。初期ハロプロの再来だ。そして曲のテーマとしては青春だろう。青春を歌う曲はハロプロにも様々あるが、青春コレクションは至高であるので合わせて聴きたい。春ツアーに帯同したゲストアクト、チャレンジアクトの面々が回がわりで歌っていた曲だが、研修生が「輝け!夢があるから」と歌う姿に胸を打たれた。デビュー組も他の道に進んだ者も、それぞれのステージで輝いてほしい。

MV部門


1位 ニッポンノD・N・A! / BEYOOOOONDS :2pts.
   MVに金がかかいて、再生回数はこのMVの良さで稼いでいる。曲はクソだけど耳に残るから良いのかな?盛り上がりに欠ける。BEYOOOOONDSは平均点が高いので、比べてしまうと駄作。こぶし初期とかが歌ってたら名曲。
2位 眼鏡の男の子 / BEYOOOOONDS :2pts.
   物語に沿ったMVでクオリティも高い。オーディション組の使い方が冴えていて、非ヲタにも自信を持ってお勧めできる名作。
3位 Go Waist / BEYOOOOONDS :2pts.
   TV番組風の場面やサヤーズブートキャンプの腹筋など小ネタが冴えるこのMV。里吉キックが至高。

推しメン部門


山﨑愛生 / モーニング娘。'19
    モーニング娘。に降り立った天使。純粋無垢な笑顔と、曲によって七変化する表情と、一生懸命自分を大きく魅せるためのダンスと、パンダさんパワー。これからモーニング娘。の主力メンバーに駆け上がるであろう。15期は全員が可愛く、かっこよく、表現力が高い。やはりこれからモーニング娘。は大きく成長していくはずだ。15期はありえんスピードで伸びていく。先輩メンバーは先輩たる背中を見せるためにまだまだ努力しなければならない。今の状況で満足していたら15期に抜かれてしまう。今勢いが出てきたモーニング娘。の起爆剤たり得る逸材。これからも努力を怠らず、早期卒業しないで最後まで全力で走りきって欲しい。僕も推し事頑張ります。