楽曲部門
1位 傘をさす先輩 / カントリー・ガールズ :3pts.
福田花音こと夢ノ森まろの最高傑作。斉藤由貴「白い炎」を彷彿とさせる「彼の隣に見知らぬ女が」路線の名曲。待望の「恋はマグネット」ラインの新曲という意味でカントリーらしさを存分に発揮した一曲といえる。「女だから」で締めるサビ終わりのほとばしる情念がこの曲の毒。
2位 雪のプラネタリウム / つばきファクトリー :2.5pts.
ライブのみで先行した小野瑞歩センター曲。フランシス・レイ風の旋律を多用した洋楽風歌謡曲だが強靭なベースラインときらめくピアノのコントラストが聞き所。アコギはいらなかった。
3位 君だけじゃないさ...friends (2018 アコースティック Ver.) / アンジュルム :2pts.
ロングソロによるソロリレーによってメンバーの歌唱が細切れではなくある程度長く聞くことができる佳曲。ミュージカル以外ではほとんどこういうソロを聞くことはできないため非常に貴重な曲となっている。淡々としたアコギの音色が切ない。和田彩花卒業を予告するPVも印象に残る。
4位 春恋歌 / つばきファクトリー :1.5pts.
文句なく本年度ハロプロ全楽曲中NO.1のクオリティを誇る決定的名曲。リリースが早かった分だけ印象が薄まりつつあるがそれでもこの曲の素晴らしさは色あせない。過去数年間の中でも屈指の水準だと個人的は感じた。
5位 今夜だけ浮かれたかった / つばきファクトリー :1pts.
小野田紗栞の「意欲が空回って最後にはハチャハチャになっていく」パーソナリティを見事に楽曲化したような傑作曲。つばきは曲ごとにポイントとなるメンバーを決め打ちしたような曲が多く、一種のキャラソン的に機能している部分がある。この曲はなかでもさおりんの「メンバー1あざとくなりたいが他のメンバー(具体的には小野瑞歩)にあざとさで負けて涙目になる」という一種意味のわからない個性と掛け合わされることで見事に名曲に仕上がったと言える。聴いていてあまりに主人公がトホホでにやにやしてしまうこと請け合い。
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