楽曲部門
1位 今夜だけ浮かれたかった / つばきファクトリー :4pts.
曲冒頭や間奏に度々登場する中島卓偉氏の軽快なアレンジコーラス、岸本、浅倉、小野、小野田の儚くも甘酸っぱいCメロの歌い上げ、そして児玉雨子氏の歌詞はメンバーと同世代の女の子の複雑な気持ちを鮮やかに代弁しており、「のびのびと書けた」とインタビューで自ら豪語しているのも納得である。
今年の楽曲のなかでは特に優れており、つばきファクトリーの勢いを感じた一曲。
探し求めていたアップテンポ曲にようやく出会えたような、そんな気分であった。
2位 禁断少女 / Juice=Juice :2pts.
冒頭の高音シンセサイザーが心地よく、119コールの振り付けも特徴的で印象に残る。そして高木、段原、宮本、梁川のリレー方式で歌うCメロから落ちサビへの転調が気持ち良い。そして曲構成・アレンジ等に粗雑な点が見られず、丁寧に仕上げられていると感じた。
80年代サウンドを思わせるような懐かしさもありつつ、そこに8人体制の新生J=Jが歌い上げる新鮮さが組み合わさり、完成度の高い曲に仕上がっている。
3位 I Need You ~夜空の観覧車~ / つばきファクトリー :1.5pts.
つばきファクトリーのキャラクター・方向性と、寒空の夜の観覧車での歌詞の描写が見事に合致しており、聴くことで世界観が一気に広がった。
4位 明日テンキになあれ / こぶしファクトリー :1.5pts.
相次ぐ脱退から、もう一度スタートを切るに相応しいと感じた一曲。ライブ等で見せる5人のメンバーの力強い歌声から、自らを鼓舞するような歌詞と重なり、自然と応援したくなった。
5位 君だけじゃないさ...friends (2018 アコースティック Ver.) / アンジュルム :1pts.
配信曲のアレンジ違いではあるが、オリジナルよりもテンポを遅くすることで丁寧に歌い上げ、よりこの曲の本質に触れることが出来た。
決して派手ではないが、今後もコンサート等で聴きたくなるような、そんな楽曲である。
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