楽曲部門
1位 YEAH YEAH YEAH / ハロプロ・オールスターズ :3pts.
「YEAH YEAH YEAH」という、賑やかそうな曲調が思い浮かぶタイトル。
これは、本来は、ハロー!プロジェクト20周年に発せられるはずだった、
私たちの声を現しているのかなと思います。
少なくとも僕に関しては、
結局、「YEAH YEAH YEAH」という気分の年では終わらなかった。
2018年9月6日。台風の翌日に大地震。
近所の小学校で、午前3時25分頃から止まったままの時計を見ながら、
長いこと給水の列に並んで、うちに帰ると、幸い電気も水も復旧してたけど、
その夜でしょうか、直視し難いニュースを知りました。
今から16年前、僕にとって初めて顔と名前が一致したモーニング娘。のメンバーが逮捕されたのだと。
アイドルとは、当代の己の精神状態の反映である。
そんなことをこの数年、ずっと考えております。
だから、今年の漢字や流行語が選ばれるように、私はこの曲を選びます。
2位 禁断少女 / Juice=Juice :2.5pts.
ベースとギターに土肥真生。Juice=Juiceの1stアルバムでは「CHOICE & CHANCE」のギターとベース、「愛のダイビング」の編曲を手がけている人ですね。この人が関わると一気に変態フュージョンっぽくなるので大好きです。
サルソウルっぽくもあり、シティポップっぽくもある曲。
編曲の平田祥一郎も作詞作曲の大橋莉子もSUPA LOVE所属ですね。
3位 Are you Happy? / モーニング娘。'18 :2pts.
春の「We are」ツアー、開場後の場内BGMがDaft Punkでした。
「The Brainwasher」「Make Love」「Steam Machine」「Robot Rock」「Human After All」といった曲目が流れておりました。
開演前BGMは、前回のツアーは「歩いてる」、その更に前は「My Vision」といった持ち歌のピアノインストだったことを考えると、尖った無機質とでも言いましょうか、そんな印象がございました。
そんな中、「A gonna」で幕を開けた公演のアンコールで新曲として歌われたのがこの曲。
いわゆるA→B→サビの作りではない構成に、ラテンフュージョンの趣を持ったリズム。そして、推しメンが卒業した経験を持つヲタには刺さるであろう歌詞。
開演前の無機質な音楽は、この曲に繋がっていたのかな、と思ったことを忘れません。
4位 表面張力 ~Surface Tension~ / つばきファクトリー :1.5pts.
ベース:笹本安詞。
ほんとうは推しメン部門に笹本安詞って書きたかったぐらい好き。
イントロの振り付けが「ロマンスの途中」を思わせる動作ですが、
鳴ってる楽器がベースだけですから、エアベースですね……!
中盤には4小節の短さとはいえ、ベースソロがある!もはや「Feat.笹本安詞」って書いてもいいぐらいですよね。
5位 ロマンスに目覚める妄想女子の歌 / モーニング娘。'17 :1pts.
シャッフルのノリで、「What is Love?」がしばしば引き合いに出されますが、この曲は歌のメロディーの音符の配置が素敵。スウィング感がある。特にサビ。
アルバム「Thank you, too」の中で、今年までライブで歌われなかった曲でしたね。
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