楽曲部門
1位 Are you Happy? / モーニング娘。'18 :3pts.
大音量で聴いた際に分かるやりすぎな位の重低音、どこがサビなのかわからない攻めた構成、そして歌詞が描いてるのは「どこまでいっても決して満たされない」「不安と悲しさを抱える女子」…まさしくつんく氏にしか提供できない楽曲であり、今のモーニング娘。のためにある楽曲でしょう。
初めてフルで聴いた時、「ここから出して」の連呼で衝撃を受け一気に引き込まれ、ラストの笑い声にゾクゾクとし、そのまま何度もリピートした思い出。
「すっごい好きだから すっごい寂しい」という、これ以上なく単純なのにこれ以上なく説得力と共感力をもつフレーズも魅力のひとつ。
(ここを歌っているのがリーダーである『譜久村』&一昨年卒業の鈴木を慕っていた『小田』&昨年卒業の工藤と名コンビだった『佐藤』の3人というのがまた…)
2位 SEXY SEXY / Juice=Juice :2pts.
イントロがエモい。上手く言語化できないのが悔しい。そしてつんく節全開の歌詞。
決して万人受けはしないであろう暗い雰囲気の重厚なエレクトロだが、そんななかでも楽曲の世界観を易々と自分たちのモノにしてしまう彼女たちの力量にも脱帽。
大人と子供の狭間にいる少女の心情を梁川が幼い滑舌ながらもセンターで歌う、ということに、今となってはドラマ性を見出してしまいます。
3位 ナルシス カマってちゃん協奏曲第5番 / モーニング娘。'17 :2pts.
おおよそタイトルからは想像がつかない曲調。
つんく氏の描くめんどくささ全開の女子像。「チュルル チュルル」の謎の中毒性。
台詞。強いビートとバックコーラスの気持ちよさ。
良曲揃いのアルバムの中でも、良い意味での昔ながらのモーニング娘。感が出てている楽曲ではないでしょうか。
4位 禁断少女 / Juice=Juice :2pts.
ベースラインも気持ち良いイントロからして引き込まれるが、特にCメロ~落ちサビの流れがもう最高。やはりJJの歌唱力と表現力の高さに舌を巻く。
高揚感と寂しさが同居する歌詞も素晴らしい。
5位 未完成ガール / 鈴木愛理 :1pts.
カウコン初披露の際に涙腺崩壊させられた楽曲。
℃-ute解散前に「歌の道へ進んでいいのか」とひたすら悩んで結論を出した彼女に『大好きな歌があればいい どこまでも歌うから』なんて歌われたら、そりゃなっきぃと一緒に泣くしかないですよ。
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