第17回ハロプロ楽曲大賞'18>> 個人ページ satocchi3

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ニックネーム：satocchi3

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楽曲部門

1位花が咲く太陽浴びて / モーニング娘。'18 :2.5pts.
　　今年は自己都合によるハロプロ卒業、活動終了が目立ちました。
そのことを身勝手と辛辣な言葉を浴びせる人もいました。
アイドルになりたい人はたくさんいます。その座を自ら投げ捨てる
彼女らは確かにアイドルとしては落伍者かもしれません。
しかし、それは即ち人生の落伍者を示すものではありません。
皆それぞれ初めての人生、私が私の道を行った結果、別の世界でも
雨風浴びて傷ついて、でも太陽浴びて不器用なりに花が咲いてほしい、
そういう思いがこめられたこの曲に2.5pt。
2位仲間 / 上々軍団 :2.5pts.
　　グループの数が増え、それぞれが並行して活動し、特定のグループを
応援し始めるとどうしても他のグループに視線が届きにくくなる、
応援する人の側も割れてくるというハロプロの縦割り化が進む中、
でもすべてのグループが合わさってのハロー！プロジェクト、
競争はあっても敵ではない、みな仲間じゃないか。そういうことを
再認識させてくれるこの曲こそハロプロ・オールスターズが
一つになって歌うべき曲のように思いました。そんな曲に2.5pt。
3位フラリ銀座 / モーニング娘。'18 :2.5pts.
　　「モーニング娘。をおしゃれにしたい」と加入した飯窪春菜。
最後の曲は、ファッションの流行が往々にして循環するがごとく、
愛を歌う古き良き時代の昭和ムード歌謡にたどり着きました。
また、これがモーニング娘。の曲として考えると今までになかった
新しいジャンルへの挑戦であったりもします。
卒業に向け宛てられた最後の曲が終わりに向かうものではなく、
新しい開拓の始まりという道を示した飯窪さんが、娘。を離れ
向かう次の星も、決して怖くない。飯窪さんと娘。の未来に2.5pt。
4位雑煮でケンカしてんじゃねーよ / 宮崎由加 (Juice=Juice)、牧野真莉愛 (モーニング娘。'17)、川村文乃 (アンジュルム) :2pts.
　　なぜかこんな詞が作られて曲になり、世に送り出される狂気。
そしてこの曲の根底に流れるテーマ「お正月に一緒に
ケンカできるのがそもそもどれだけ幸せな話じゃろうがい」。
今年のハロプロにはとかく残念な、辛い話が多すぎました。
きゃっきゃ応援して幸せになりたいからこそハロプロを
応援していますので、その前提である、ちょっとしたことで
喧嘩できるような平穏がある大事さを餅と一緒に噛みしめ2.0pt。
できればこの曲、来年初頭にもプッシュしてほしいです。
そういう季節曲ですから。
5位今夜だけ浮かれたかった / つばきファクトリー :0.5pts.
　　歌の世界はあくまでつばきファクトリーが作る虚構であり、
その実態は今夜だけ七夕だから花火をしていただけでも
存在が脅かされる世界。今夜だけ浮かれた結果、
一度でもファンの信頼を裏切ると闇に落ちる可能性の恐ろしさを
知って聴くとその危うさをもう一度楽しめるこの曲に0.5pt。

MV部門

1位フラリ銀座 / モーニング娘。'18 :3.5pts.
　　楽曲MVとも格好いい路線が続く中で久しぶりの可愛らしい衣装、
そして今後もそうはないだろう男装姿、楽しませて頂きました。
メンバーのみんなもきっと楽しんだものと思います。
この曲も突然頭を振り回すのを象徴としてメンバーに負担のかかる
ダンスの悪癖が抜けないのですが、歌を聴かせるシーンを
多く撮ってもらえた結果、全体のダンスよりも盛り上がるシーンで
メンバーの個が強調される画が多くなっています。
ここ数年フォーメーションダンスという全体行動を前面に
打ち出してきましたが、そろそろ「他が真似できないからすごい」から、
「みんながちょっと真似したくなる」路線に、この曲の時代背景のように
もう一度回帰することはできないか、そういう可能性と希望を込めて3.5pt。
2位雑煮でケンカしてんじゃねーよ / 宮崎由加 (Juice=Juice)、牧野真莉愛 (モーニング娘。'17)、川村文乃 (アンジュルム) :2pts.
　　石川、愛知、高知。いかにも雑煮の作り方に癖のありそうな
地域出身から呼び寄せた三人、ではなく、こんな彼女がいて
雑煮の作り方一つで喧嘩できたら…また途中宮崎さんが
割烹着姿になりますがこんなお嫁さんがいたら…と
妄想をくすぐられる時点でMVの成功が約束された2.0pt。
3位今夜だけ浮かれたかった / つばきファクトリー :0.5pts.
　　おそらく人生で一番綺麗な時期を切り取って浴衣姿に収めてくれた、青春です。
つばきファクトリーのみんなもそれを見せて頂ける自分も感謝の0.5pt。

推しメン部門

飯窪春菜 / モーニング娘。'18
　　鞘師工藤が「姉」と慕い、工藤佐藤の不動の人気を軌道に乗せ、
時に鞘師尾形を助け、娘。の外ではアンジュルム和田を支え、
森戸井上を勝手に猫可愛がりするハロプロの偉大な「姉」が
いよいよ去ることになります。
娘。に入ればちやほやされるものという幻想を
他メンバーの人気の前にすぐに諦め三の線を道を定め、
色々な他者を支え、明石家さんまを筆頭に
外部クライアントの意に沿う行動、献身ですね、
それが亀の歩みのスキルも、個人人気も乏しい中
これだけの重用と長寿を勝ち得た要素と思います。
今までのハロプロの歴史でも唯一無二の存在で
抜けたあとのメンバーの人間関係が特に心配ですが、
娘。を出た飯窪さんと同じくうまくやっていけると思います。
長きに渡る感謝とさらに長く続くこれから将来の期待に一票。