第16回ハロプロ楽曲大賞'17 >> 個人ページ rotten_banana

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ニックネーム:rotten_banana


楽曲部門


1位 VIVA!! 薔薇色の人生 / カントリー・ガールズ :3pts.
  セットリストの最初にもってきても最後にもってきても美味しい。
遊園地のアトラクションのように展開し、思い切りハッピーで思い切り泣ける曲。
これから人生を歩んでいくにあたってネガティブな感情を「私なら大丈夫です 薔薇色の人生」のフレーズで全部前向きに変えていく様はまるで魔法にでもかけられたかのよう。
皮肉にも本曲のようなストーリーになってしまっているカントリー・ガールズだけど、そんな中でも明るいニュースや楽しい予感は沢山あることをこの歌から教えてもらいました。
カントリー・ガールズとファンの絆のような曲だと思っています。
2位 明日からはおもかげ / 山木梨沙、森戸知沙希、小関舞、梁川奈々美、船木結 (カントリー・ガールズ) :2pts.
  70年代フォークソングさながらの叙情的な歌詞とメロディー。
メンバーたちの素直な歌唱にのせられる美しい日本語は心にとても染み渡ります。
そこに去りゆくももち先輩の背中が見えて涙が止まりません。ももち先輩の送辞のために作られた曲ということもあって、今後歌われる機会はないかもしれませんが、名曲だと思います。
個人的には小関さんの「見ていてくださいねっ」がどこかツンデレ感があってお気に入り笑。
3位 気ままな片想い / カントリー・ガールズ :2pts.
  ミッツマングローブさんのアイドル感とももちのアイドル感がベストマッチして、最強のアイドルソングになっています。
「ももちイズム」中野サンプラザ公演で初披露された時、キラキラしたメロディーと少女の夢がつまった歌詞、カントリーメンのコーラスにひたすら目を輝かせている自分がいました。
ミッツさんが温めてきた曲を、ももち引退のニュースを聞いて歌い手に指名したというエピソードを聞いたとき、こんな素敵な巡り合わせがあるんだなととにかく感動。
これからも歌い継いでいって欲しいという「二人の親」の想いもあり、今後カントリー・ガールズがこの曲を育てていくことも楽しみにしています。
4位 ピーナッツバタージェリーラブ / カントリー・ガールズ :1.5pts.
  15年間アイドルをやってきた嗣永桃子のラストシングルにふさわしい曲。イントロ→ももちソロに入るあたりから夢心地。最後も、ももちソロで夢から現に戻っていく感じが切なくも温かいです。
落ちサビ部分のおぜちぃパートがカントリーの希望を感じて胸が熱くなりました。
5位 The Curtain Rises / ℃-ute :1.5pts.
  パーカッション音が気持ちよく、聴いていると体温がぐんぐん上昇していくのを感じ、歌に込められた熱い想いをブーストさせるバックトラックは間奏に辿りつく頃には歌の世界に入りすぎて他に何もできなくなる。
音楽を「聴いた」というより「体感した」という感覚になりました。
℃-uteのすごさをラストシングルにして改めて感じた曲です。

MV部門


1位 若いんだし! (Complete Edit.) / モーニング娘。'17 :2.5pts.
  1作のヒューマンドラマを見終えた後のようなすがすがしさ。
長尺版でよくある「蛇足、オマケ感」っていうのは無く、このMVは本編をきっちり補完してくれたので見応えありました。
序盤のバスのシーンが入ることによって、Youtube版では分断されてるように見えてた野外のシーンと屋内でのダンスショットが『どぅーの見ている夢の世界』としてひとつに繋がっていく心地よさが音楽に溶け出して、11分があっという間に感じます。
卒業するどぅーを中心に展開されるのですが、物語の裏主人公はフクちゃんで見終えたらモーニング娘。そのもののストーリーだった…という仕掛けにも見えてきて、見た後には色々語りたくなります。
「代々の秘伝のタレ」に例えられることもあるモーニング娘。ですがもしかしたらこれまでやってきた20年ですらほんの序章なのかもしれないなっていう大河感を終盤の夕暮れのシーンから感じるのでした。
2位 就活センセーション / つばきファクトリー :2.5pts.
  「ここがヘンだよ日本の就職活動」
アイドルにリクルートスーツを着せて都庁前で躍らせるなんて悪趣味(褒めてます)で最高です。
音だけでは伝わり切らなかった新卒就活の世界観が映像かされることによって一気に説得力が増して面白かったです。
ある一定の年齢層が同じ服着て集団で一箇所に集まってとりあえずみんなして耳障りのいいこと喋って…っていうのは、当事者以外からしたら奇習にしか見えないのかも。
学生さんや就活終えたばかりの人はつらいMVかもしれないですが(笑)大人としては「そういえばこんなことやってたなぁ…」と、過去を懐かしむ気持ちとなんかこっぱずかしい気持ちが入り乱れます。
アイドル好き以外にも見て欲しい作品です笑
3位 笑って / つばきファクトリー :1pts.
  ロキノン系でよく見かけるおしゃれでシュールなMVをハロプロでやるのはなんか新鮮だなぁ…と思って一票入れました。
メンバーのクローズアップやダンスシーンの差し込み方も絶妙。
テンポが良く、見ていて気持ちいい!最初から最後まで楽しい!かわいい!何回でも見返したくなるMVです。

推しメン部門


嗣永桃子 / ex.カントリー・ガールズ
  全てが眩しい。可愛さは当然ながら己のアイドル哲学や与えられた枠の中でも自分を貫く姿は最高にロックで…。
好きなアイドルは数あれど、心から人として尊敬できるアイドルはももちが最初で最後な気がします。
彼女が他所のフィールドで自分の武器で戦っていく姿はとても勇ましく、アイドルというか、ヒーローを見ている気分でした。
今生の別れのつもりで見送りましたが、教育の世界でも己の賢さとハートの熱さを活かして何かでかいことをやってくれるんじゃないか、と期待している自分もいます。
もう彼女には会えなくなっても、愛情を注いだカントリーのメンバーだったり、背中で教えてくれた自己実現力だったり、現場で出来たおとももちだったり、ももちからもらったものは沢山残っています。
「明日からはおもかげ」の歌詞を借りるなら、これからも嗣永桃子は自分にとってのお守りのような存在なんです。