楽曲部門
1位 ファイナルスコール / ℃-ute :3pts.
ラストライブ目前となった℃-uteを取り巻く感傷、激情、絆などを、℃-ute≒リーダーの矢島舞美さんにつきものの雨に重ね合わせた別れと決意の歌。湘南乃風のSHOCK EYEさん作詞作曲。「もう会えないなんて 信じられないまま 君のいない世界は 花の落ちた枝みたいで 今にも折れそう」の絶望から、「キュートな花 散ったとしても 強く育ったその枝には 必ずまた きれいな花 咲き乱れるから」の希望へ。一言一句が胸に突き刺さる。ライブを重ねるごとに会場みんなでサビの振り付けをするようになり、ラストツアー途中あたりから思いが成熟して一体感のある泣ける曲になってしまった。
2位 To Tomorrow / ℃-ute :3pts.
つんく♂さん作詞作曲で温かく上品に仕上がったミディアムテンポ。歌詞に反映させるため、つんく♂さん自らメンバー本人へラスト前の心境をリサーチしたそうで、ストレートな感謝の思いや次のステップへの間違いのない思いが綴られる。「『不安無い』っちゃウソになる それも含めて行ってきます」とかいい言葉の連続。アイドルの幕引きには悲しさしかないが「全部やりきったよ Feel Fantastic!!」と言われたら返す言葉もないです。曲調が中森明菜の「ミ・アモーレ」を思い出すという意見は、まったく聞く耳持たれない。
3位 The Curtain Rises / ℃-ute :3pts.
つんく♂さんが最後のツアーのオープニング曲をイメージして制作した曲。ツアーでは違う「会いたい 会いたい 会いたいな」だったけどラストライブでは本当に「The Curtain Rises」での幕開けとなった。自らを鼓舞するパワーワード「さあ歌い散れ 心燃やし尽くせ」が強烈。こないだカラオケに行ったときに歌ってみたら、2コーラス目の「時間よ止まれと 今日ほど感じた日はないよ」からのフレーズが完全に自分の思いとしてマイクに乗り、2017年6月12日にさいたまスーパーアリーナのステージに立った℃-uteが憑依した。
4位 夢 / ℃-ute :0.5pts.
「凛」と同じくラストのベストアルバム「℃OMPLETE SINGLE COLLECTION」に収録された、とても爽やかないい曲。結果的に「凛」よりもライブで披露された機会が少なく、あまりにもったいないと思ってます。品川ステラボールでのアルバム発売イベントでは見られましたし、DVDにも入ってますね。自身も℃-uteファンの「赤い公園」津野米咲さん作詞作曲で、津野さんにとって℃-uteに楽曲提供するという「夢」が叶った曲でもある。
5位 凜 (RIN) / ℃-ute :0.5pts.
ラストのベストアルバム「℃OMPLETE SINGLE COLLECTION」に収録されたオリジナル曲。ツアー途中からアンコールで歌われ始めた。メンバーお気に入りの1曲だ、と主になっきぃが言っていたと思う。なっきぃや岡井ちゃんとプライベートでも交流のある理姫さん(アカシック)による歌詞がいいらしい。ライブ中のMCで「振り付けが簡単だから覚えてほしい」とメンバーに言われた記憶があるけど、とんでもない。スピードがすごい。再会を約束する「小指に赤いリボン結びを」というフレーズや仕草はとてもわかりやすいなと思った。
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