第16回ハロプロ楽曲大賞'17 >> 個人ページ kenken76

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サイト:kenken76 雑文天国~場外編~


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楽曲部門


1位 如雨露 / Juice=Juice :4pts.
  2016年の春のツアーで何の前触れもなく初披露となったこの曲は、何度も出てくる「私」が優しく主人公に語りかける、押しつけがましくない応援歌のようにも聞こえる佳作。一番最後に「私」だった如雨露が、恐らくは主人公に「優しい愛かけてくれる」、「小さな虹かけてくれる」と現されるのも非常に好き。サビ以外はソロ、またはふたりで、サビはユニゾンで歌い継がれるメロディは、優しい歌詞にお似合いの穏やかさで好もしい。そして、Juice=Juiceが今年2名増員し7人になったことで、歌の最後に出てくる「虹」の意味がもう一つ増えたような気がして、また好きになった。
2位 Fiesta! Fiesta! / Juice=Juice :2.5pts.
  Hello!Projectの新体制により、7人体制となったJuice=Juice。3グループが同時に新体制に突入したわけであるが、いの一番に新体制を形にしたのがJuice=Juiceであり、この曲だった。加入発表からたった半月の段原瑠々が、曲が始まってすぐのソロで一発お見舞いするのが痛快!ワールドツアーでは、サビの「Fiesta! Fiesta!」が客席の大合唱になり、それは日本に逆輸入され、さらなる盛り上がりを演出することになった。今年のJuice=Juiceでいちばん熱い曲。
3位 To Tomorrow / ℃-ute :1.5pts.
  ℃-uteのラストシングルから。彼女たちにとって「第二の父親」と言っても過言ではないであろうつんくが℃-uteに捧げた曲は「です、ます調」で歌われる、彼女たち自身の気持ちを描き出したかのような歌詞。「不安無いっちゃウソになる それも含めて行ってきます」なんて詞を、スケールの大きい、流麗なメロディに乗せて歌い上げる曲は選ばないテはない。奇をてらわぬ、旅立ち直前の℃-uteの等身大を歌った、記憶にしっかりとどめたい一曲。
4位 凜 (RIN) / ℃-ute :1pts.
  「To Tomorrow」が℃-uteの父親からの贈り物である一方、こちらは℃-uteを想ってくれた理姫さんと奥脇達也さんのタッグ(アカシック)によって、最後の最後のタイミングで贈られた曲。「凜としてまた逢おう」。卒業を経てそれぞれが夢を叶えての、その先のことも想う歌詞を、これまでの℃-uteの作品では聴いたことのなかったメロディ運びに乗せて歌う。最後の最後というタイミングは「もったいない」という気分であるのと同じぐらい「最後にこの曲に出会えて良かった」と思っている。
5位 弩級のゴーサイン / モーニング娘。'17 :1pts.
  カッコイイ曲が今年もいくつも誕生したモーニング娘。'17だが、勢いのいい、とってもパワフルでゴキゲンなナンバーも健在だった。歌メンバーの全員にソロパートが振られていたりするのもいいなと思う。これだけテンポが速くて、リズムが甘かったりすると結構しんどい曲なのに気持ちよく聞けるのは頼もしい!さらに、この曲にものすごく重要なのが山内"masshoi"優氏のドラムだと思っている。力強くて小気味いい彼のドラムがポイント高め。

MV部門


1位 モーニングみそ汁 (キャンプファイヤー Ver.) / モーニング娘。'17 :4pts.
  これをMVと呼んでいいのかは実に微妙なところではあるのだが、こんなに楽しそうな様子が直接伝わってくる映像であれば投票しないわけにはいかない。「せーの、みぎひだり!」などの掛け声が入っていたり、私たちのパートのPPPHを実に楽しそうにやっていたり、鑑賞後はニコニコするの請け合いの一本。フォーメーションダンスという魅せ方がここ数年で武器のひとつになってきていたけれど、それ以上に可愛らしさを前面に押し出した映像が凄まじい魅力を持っているという、当たり前のことを再確認できた。
2位 ピーナッツバタージェリーラブ / カントリー・ガールズ :1.5pts.
  嗣永PM在籍の頃の彼女たちが魅せた、幸福感たっぷりのMV。正統派の「アイドル」を具現化した場合、このMVは模範解のひとつと言っていいのではないだろうか。実に個人的なポイントだが、最後の最後、食パンにハートの形に開けた穴から残る4人の姿を見ているおぜちぃという画が私は大好きである。また、楽曲部門では選曲できなかったものの、エリック・フクサキの手による素敵なメロディと、美しい高音を聴かせる「ももち先輩」も十分に味わいたい。
3位 ふるさとの夢 / かみいしなか かな :0.5pts.
  これも楽曲部門で選曲したかったほど好きな曲だが、MVでは山・海、そして広々とした空がバックになってさらにシンプルな曲の魅力が引き出されるように感じる。サビは振りを揃えず、それぞれが思い思いに体を動かして歌っているのだが、そんなところも実にいい。東京からほど近い千葉県がロケ地となっているが、ゆったりとした時間が流れるところで、メンバーもいつも以上にリラックスしたような様子が好きである。

推しメン部門


宮崎由加 / Juice=Juice
  今年7月から、ハロプロでは最年長となったけれど、その年齢を感じさせない愛らしさを保つ彼女は、今年グループ史上初めての新メンバーを迎え入れた。ふたりが新メンバーとして加入することが決まった瞬間、段原には手を広げて駆け寄って抱きしめたり、梁川と話をしている時にしっかり目を見て聞いたり、そんな「受け入れる」という姿勢を前面に押し出せたところを見て「あぁ、この人がリーダーで良かった」と改めて好きになったものだった。それからというもの、彼女の「お母さんモード」が一気に開花した印象。「新メンバー(特に梁川)に対して甘い」と苦言を呈されることすらあるほどだが、そんなところも含めて推せる。