楽曲部門
1位 歯をくいしばれっっ! / 吉川友 :3pts.
一見電波ソング風ですが、歌詞をよく読むと、表面ではおちゃらけつつも、裏では歯を食いしばって、「諦めたことないもん!」と叫ぶ主人公が、「チーム負けん気」吉川友と重なります。大森靖子の独特の譜割を、吉川が「かわうぃーいのに」なんて、おどけながら歌いこなしたことで、妙にキャッチーな楽曲が完成。個人的には、今年のベスト楽曲!
2位 TEKI / こぶしファクトリー :2.5pts.
昭和アイドル楽曲の雰囲気を漂わせつつも、東京事変GO!GO!7188といったより新しいバンドからの影響もしっかりと感じさせる、津野米咲楽曲。こぶしメンバーの息もぴったりで、まるで一人のシンガーが歌っているように聴こえるのが不思議です。現代社会に溢れるストレス源を「敵」と呼ぶ歌詞もユニーク。
3位 ソラシド ~ねえねえ~ / Buono! :2pts.
デビュー以来Buono!を手がけてきたプロデューサー、西川進のギターにのせて、あの三人が円熟の歌唱を披露。曲のラストを飾る鈴木のロングトーンは、Buono!という不世出のグループの、そしてハロプロの一つの時代の、終わりを告げる鐘の音のように響きます。
4位 This is 運命 (こぶし 2016 Ver.) / こぶしファクトリー :1.5pts.
わざわざオケをレコーディングしなおしてのカバー。しかもベース村井研次郎、ドラムスJOEという、SEX MACHINGUNSのリズム隊をそのままひっぱってきて演奏させています。こぶしファクトリーにとって、すっかりライブの定番となったこの曲。ハロプロのレガシーを継承していくんだというメッセージを感じます。
5位 どーだっていいの / カントリー・ガールズ :1pts.
エルヴィス・プレスリー「監獄ロック」のイントロに、カール・パーキンス「ハニー・ドント」のメロ。ロカビリーの名曲2曲を足して割った、作曲者中島卓偉の趣味全開の一曲。バックでは鈴木俊介がグレッチを抱えて速弾きを披露。船木結のシャウトも見事! ロックンロール!
|